2008年12月02日

帰宅前の憩いの場(其の弐)

翌日。
慌しくも帰宅の準備を済ませ、ホテルをチェックアウトする。
此度は1泊で荷物も然程多くは無い故、いつもの如く宅急便(ハウステンボスのオフィシャルスポンサーにヤマト運輸が名を連ねている。“宅急便”の語はそれ故のことである)で荷物を送らず、持ち帰ることにした。そうなると、コインロッカーなど使うのは勿体無いので、ホテルのクロークで荷物を預かって貰った。
その後、様々に歩き回り、昼食など認め、買い物も済ませ、帰途へ着く挨拶も漸くに済ませた。頃合いを見計らってホテルに戻り、荷物を受け取る。
このとき、未だ出航時刻まで1時間半余りの余裕があった。そこで、最前申し上げた通り時間潰しに『ティークリッパー』へと向かった。

『ティークリッパー』では、喫煙席のソファーに座る。私がよく使うのは、入口を入ってすぐのところにある白っぽいソファーである。
メニューが運ばれる。本来ならば2時間一寸の時間を使ってゆるりと茶を喫するのが望ましいが、此度はそういう訳にもいかぬ。

11月の最後はケーキセットで
とは言うものの、『ティークリッパー』でわざわざコーヒーやジュースを飲むのは勿体無い気がしてならぬ。丁度お勧めとばかりに提示された「ダージリン セカンドフラッシュ」のメニューを見て、一番下の「マーガレッツホープ農園」のものを頼むことにした。腹がくちいので飲み物だけでも・・・・・・と思ったが、ホール係がケーキの見本を持ってきたので、折角だからケーキも貰ってみようかと「ガトー・オー・フロマージュ」を貰った。

紅茶は、芳香が肺に深く染み渡るかのごとくであった。ひと口、ふた口と喫しても渋味はそれ程感じられず、柔らかな舌触りと喉越しでゆったりと胃の腑に落ちてゆく。2杯目からはミルクティーにして喫した。ほんの少し入れた砂糖の僅かな甘味が体の疲れをフウッと包み、癒してくれるような気がした。
ケーキも、此度は食したことが無いシンプルなもの、と思って選んだ。チーズ好き・酸味好き・甘いモノが苦手な私にはこのケーキは正解であったやも知れぬ。舌に乗せるとチーズのコクが口いっぱいに広がり、しつこくならぬ具合にライムの酸味が味を引き締める。甘味よりも、ふわりとした舌触りとチーズの味とライムの酸味を楽しんでいたものである。

さて、出航の時刻が迫り、いつものようにチェックを頼む。
すると、昨夜(と言うものの日付は変わっていたと思うが)話をしたSさんが何も持たずに私の席へ来た。
「○○様、昨日ファミリエのチケットをお持ちと伺いましたが、そちらで結構ですよ」
「え?そんな話しましたっけ??」
「ええ、入口のところで確かに伺いましたが」
「あー、昨夜は酔っ払ってモーローとしてましたからねぇ・・・・・・」
Sさんも、流石にこれには苦笑を禁じ得なかったようである。
取り敢えず、チケットを探す。レシートをまとめているバッグのポケットをガサゴソと探ると、ファミリエプランの特典用チケットが出てきた。
「あ、それです、それ」
「あ、はい、それじゃあ」
チケットを渡し、よっこらしょと荷物を担ぎ上げて『マリンターミナル』へと向かう。

ツリーの足元にも雪が振り返ると、ソファーから眺めていたクリスマスツリーが見えた。
今月の帰国も又このツリーを見ながら茶を喫することになりそうである。その折には、少々長い時間をゆったりと(ぐったりと?)過ごすことが出来れば良いなと思いながら『ティークリッパー』を出た。

今月の帰国は、クリスマスも押し迫った12月19日〜21日の2泊3日。
行き付けの中では『グランキャフェ』が20日は貸切であると聞いた。
では、19日のうちに挨拶回りは済ませ、20日は『ロード・レーウ』の「クリスマスディナー」を楽しんだ後は久方振りに『ジャックポット』に根を生やしてみようかと思った次第である。
posted by daydreamer at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ハウステンボス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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