これが『ギヤマンミュージアム』のシャンデリアが点灯したところである。
このシャンデリアはフランスのバカラで1840年に製作されたもので、正式名称は「乳白被風鈴付グラヴュール蔓草朝顔紋シャンデリア」という舌を噛みそうなものである。そう言われてみれば、確かにシャンデリアの明かりを入れるところは乳白色のガラスで作られているので、なんとも優しい光が辺りを照らしてくれるようである。
ちなみにコレは(あまり知られていないようだが)『ポルセレインミュージアム』にある磁器のシャンデリアである。
「磁器の間」に入る前、各国の磁器の特徴を紹介している導入部にあるため(ご興味のない方は特に)さっさと通り過ぎてしまうせいか、話題に上ることはほとんど無い。が、細かい細工と言い、付けてある絵柄と言い、ずっと見ていても見飽きない素晴しいものであると思う。
『ギヤマンミュージアム』と『ポルセレインミュージアム』は私が大好きな場所である。現在のようにオフ会三昧になる前、つまりHTBをひとりでうろうろとぶらついていた頃は、毎回のようにこの2箇所に立ち寄り、飽きることなく展示品を眺めていたものだ。(うっかりすると2箇所見るだけで3〜4時間経ってしまうこともあった。)
今ではHTBですら時間に追われることがあり、ゆっくりと展示品を見られないときも無いではないが、次回は是非時間をとってゆるりと見て回りたいと思っている。
それほどに私は引き付けられ、細かい細工や絵柄に魅了されているのである。
・・・・・・かと言って日常使う磁器はその辺のスーパーで買ってきた一山いくらの安物である。このあたりのアンバランスさは、我ながら呆れることがある。
要は「観賞用」と「使用するもの」を区別しすぎていると言うことであろうか?
ポルセレインミュージアムのシャンデリアは全く気がつきませんでした。今度は注意して見ます。確かに、言われないと通り過ぎてしまいますね。
いろいろと教えていただいてありがとうございます。
雲仙の「ビードロ美術館」に行ったら見た記憶のあるガラスがたくさんありましたし、モーレン会員はカード提出で割引がありました。里子に出したのかなあ
いつからカメラ撮影(フラッシュはダメだけど)OKになったの?こないだ娘といった時ビックリしてしまいました。当然撮影はダメなものとばっかり・・・
夢中で写しました(^_^;)
今も5時なのかなぁ?
綺麗でしょ?コレに限らず全ての展示品が「真夜中は別の顔」のように見えるので(気のせいでしょうけど)好きなんです。
guraさん
展示品は多分減ったと思います。以前はもう少し2階の展示品が多かったような・・・・・・。ま、スッキリして見やすくなった、と言う面もありますけどね。
写真撮影は私もダメだと思っていたのですが・・・・・・。これはチャペルでの結婚式が多くなったためでしょうか?
ナインチェさん
点灯の瞬間は、実は見たことがありません。(大概その時間は『ランガダイク』におりますので。)一度見て見たいとは思っているのですが。
点灯時刻は、今頃は17:30くらいじゃなかったかな?と思いますが定かではありません。
できれば「ガイド」にも明記していただきたいものですが・・・・・・。
中ですけど以前は三階の展示室には沢山展示してあったのですが、式場になってしまってからは壁際だけの展示になったのも原因の一つかと。。。
『ギヤマンミュージアム』には一度目は結婚式が行われておりまして入る事が出来ませんでしたが、二度目に訪れた際にようやく入る事ができ、シャンデリアやその他展示物の素晴らしさに感動致しました。
1840年というとジョージアンからビクトリアンに移り始めた時代かと思います。わたくしはジュエリーもそうですがガラス工芸も1800年代からアールデコと呼ばれる1930年代位までが最も技術的に高かったと思っております。
この頃の職人の技は今では再現する事が難しく。もうこのような素晴らしいシャンデリアも作る事は出来ないでしょうね。それだけに、大事にしていただきたいと思っております。