2006年07月30日

「違う違う、フリットミスト!」

話は更に前後する。
『発見!7チェキゲーム』を終了したのは、先だっての帰国の初日の18:00頃。
その後、私はGさんと連れ立って私の部屋に向かった。目指すは私の部屋の《シャワー》だったりする。・・・・・・というのも、その日は真夏と紛うばかりの暑さで、ふたりとも汗びっしょりになっていたのである。加えて、肌の弱い私には縁が無いのであるが並みの身だしなみをしておられるGさんは化粧直しが必須であったのだ。その為、今回宿泊をなさらぬGさんは、私の部屋でシャワーを浴び、化粧を直して着替えをすべく一緒に“常宿デンハーグのいつもの部屋”へと足を運んだのである。

洗面所では、先ずは私が冷水で顔を洗って火照りを鎮め、Gさんと交代した。Gさんがシャワーを浴びている間に汗拭きシートで首筋や胸元、腋の下などの必要最小限の汗を拭い、着替えをした。
その後、身繕いをして出てきたGさんと共に夕食をしたためるべく『ヴィノテーク』へと向かった。

『ヴィノテーク』のカウンターにいらしたのはNさんであった。
スパークリングワインフェアメニュー折から開催されていた「スパークリングワインフェア」(メニューの中のスパークリングワインから2杯を選ぶものである。この中には、ノンアルコールのものも含めて6種類のスパークリングワインが用意されている)のメニューを示されたものの、私にはどれがどのようなものであるのかサッパリ判らぬ。そこで、私の好みを把握しているNさんに頼み、飲み物を選んでもらった。
「今回のものは、全部辛口なんですよ」
「へぇ・・・・・・イタリアのものは甘いようなイメージがありますけど」
「そういうのが多いんですけどね・・・・・・今回のはお勧めですよ」
QUINTA DOS ROQES BRUT ROZEなどと会話をしながら選んでもらったのは、ポルトガルのもの(これだけがロゼなのだそうな。珍しいし面白いから、とは選んだNさんの弁。写真のスパークリングワインがそれである)とイタリアのもの(残念ながら暑さにボーッとしていた為この写真は無い)であった。どちらもきりりと冷えており、ビールほどに炭酸もきつく無いので、暑い気候には最適であったように思う。

G'sノンアルコールカクテルPart1G'sノンアルコールカクテルPart2ちなみに、こちらはGさんが飲んだノンアルコールカクテルである。アルコールが飲めなくて甘い味・酸っぱい味を好み、尚且つ可愛い物好きのGさんの好みをよく把握なさっておられるものだとつくづく感服したものだった。


生ハムとフルーツの盛り合わせで、“夕食”の方であるが、まずはこちらをGさんがオーダーした。「生ハムとフルーツの盛り合わせ」である。フルーツを敷き詰めた上に生ハムを惜しげもなく被せてある一品である。フルーツは、「パイナップル・キーウィフルーツ・パパイヤ・メロン」をひと口大に切ったものが敷き詰めてあったのだそうである。

夏野菜と足赤海老のフリットミストそして、こちらが私のオーダーした「夏野菜と足赤海老のフリットミスト」である。こちらは、場内ホテルのバーおよびラウンジで提供されている「ビアフレンズ」の内の一品である。“夏野菜”は下に見えるカボチャとアスパラガス、長崎産の足赤海老と、その他にキスとゲソのフリットがあった。
フリット(フリッター)というと、ホットケーキミックスの溶いたが如き分厚い衣を付けたものと、ほんの僅かに衣がかかった薄付きのものと2種類がある。写真でご覧頂いている通り、こちらのフリットは後者である。幾度か申し上げたように思うが、長崎の魚介類の美味さは筆舌に尽くしがたいものがある。それを存分に味わうためにも、薄い衣を選択したのは正解であると言えよう。
これには、レモンをたっぷり絞りかけ、塩のみをつけて食べた。夏向きのさっぱりした食べ口になったように思う。

野菜のサンドイッチ外は暑い盛りである。食の細い(というよりも一度に多くを食べない)Gさんはもとより、私ですら食があまり進まぬ状態であったので、この後は「野菜のサンドイッチ」を一皿取り、二人で分けて食べた。千切り野菜をマヨネーズ系のソースで和えたものも良かったが、トマトときゅうりのサンドイッチがことに美味であった。

ところで、今回のこのフードメニューのオーダーの際、我々を爆笑させるとある状況に出くわしたのだ。

『ヴィノテーク』のフードメニューは、ホテルレストランの『エクセルシオール』で調理されている。必然的にフードメニューのオーダーが入ったときは、バーテンダーがレストランのスタッフに連絡を入れ、調理したものをレストランのホールスタッフが運んでくるというスタイルが取られているのである。

実は、ここ『ヴィノテーク』のレギュラーのフードメニューの中にも「海の幸と季節野菜のフリット」という一品がある。その為Nさん自身も
「ビアフレンズの「フリットミスト」ですよね」
と私に確認をしたくらいである。
そのような経緯から予想が付くと言えば付く出来事であったのやも知れぬが・・・・・・。

「オーダーをお願いします。プロシュート(生ハム)とフリットミスト。ビアフレンズの方ね」
「・・・・・・」
「いや、違う違う、フリットミスト。・・・・・・フリットじゃなくてフリットミスト」
「・・・・・・」
「そうじゃなくて・・・・・・フリットミスト。フ・リッ・ト・ミ・ス・ト」
・・・・・・などといった調子で、Nさんは実に十数回に渡って「フリットミスト」を連呼した。声も、徐々に苛立ってきたようでだんだん大きくなってくる。無論、側で聞いていた我々は声を殺して爆笑していたのである。

ちなみに、『ヴィノテーク』の「ビアフレンズ」のメニューには、写真とメニュー名に対比させて@〜Dの番号が振ってあった。
「この番号で言えば良かったのに・・・・・・」
「いや、これは判りやすいように僕が付けたんですよ」
「へ?そうなんですか?」
「そうなんです。ですから、向こうのメニューには番号は付いてないんですよ」
「え〜っ、もったいない」
「ちょっと前に料理長が「判りやすいからこのメニューをくれ」って言ってきてですね・・・・・・」
Nさん、心底疲れきった顔で説明をしてくれた。
我々は、その顔を見るたびに気の毒やら可笑しいやらでこみ上げる笑いを抑え切れなかったのである。
posted by daydreamer at 14:49| Comment(5) | TrackBack(0) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近マイブームです「生ハム&フルーツ」

ヴィノの晩御飯はこればっかり(*^^)v

お化粧は必須よ!もうこの暑さは年寄りにはコクですわ。。。
おかげでアチコチで冷たいものがほしくなります
Posted by gura at 2006年07月31日 22:59
御姉様、貴女って方は・・・・・・。(-_-;)
コメントをあちこちに書く必要は無いじゃありませんか。本当に、もう・・・・・・。

ところで。
御姉様は前から生ハムはお好きでしたものね。ですから“最近”マイブームなどと仰られても
「何を今さら(汗)」
と思ってしまいます。

お化粧は、ご存知の通り私には出来かねることですので、御姉様からメールを頂いたときには「?」と思ったものでした。
冷たいものが欲しくなるのは・・・・・・誰でも同じでしょう、あの気候の中では。
(それにしても他人に言われると怒るくせに自分では年寄りじみたコメントを寄せるなど・・・・・・もしかして“guraンマ”現実になりました?)
Posted by daydreamer at 2006年08月01日 21:33
「あちこち」いいじゃん♪
マンネリは嫌いよ〜ん (^_-)v

>(それにしても他人に言われると怒るくせに自分では年寄りじみたコメントを寄せるなど・・・・・・もしかして“guraンマ”現実になりました?)

( -_-)_┏━∝∝∝∝ヽ※まだじゃ!!!!

Posted by gura at 2006年08月02日 22:07
この度は私のブログにコメント有難うございました。
明日からのハウステンボス旅行の参考に、
いろいろと拝見させていただきました。

夏のハウステンボスは暑さとの戦いですよね^^;

昼間はウェルネスセンターでのんびりして、
夕刻よりゴソゴソと動き出そうかと考えております(爆)

また、お邪魔させていただきます(^o^)/
Posted by さとゆみ at 2006年08月11日 20:53
さとゆみさん、はじめまして。そして、ようこそ拙ブログにお越しくださいました。
当ブログ管理人のdaydreamerと申します。以後お見知りおきの程を。

さて、実を申し上げますと私自身はさとゆみさんのブログを拝見したことが無かったので少々戸惑ったのですが、コメント欄を拝見しておりますと、私を“精神的双生児”と呼ぶ似非ライターのchibapeanuts(これがセカンドブログで“ボヘミアン”という名を使っております)が当ブログのURLを書き込んでおり、そこで合点がいきました。
当人によると、自分が紹介した『カフェ・デ・ハーフェン』に関する記事がこのブログに出ているので、丁度良いと思ったのだとか。拙い記事ですがご満足頂けた様なのでまぁ良いかと思っております。

私も、さとゆみさんのブログにお邪魔させていただきます。今回はコメントをありがとうございました。
Posted by daydreamer at 2006年08月12日 17:24
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