2006年11月15日

サイボーグ・サイボーグ

こんな出だしで始まる歌がある。
タイトルは、記事タイトルと同じ「サイボーグ・サイボーグ」。
ジュラルミンのスーツで身を固め
同じリズムに足並み揃え
ラッシュ・アワーもリゾート・ホテルも
同じ歩巾で歩く サイボーグ サイボーグ・・・・・・

(さだまさし『自分症候群』より)

記載の通り、この歌はさだまさし氏の歌である。
が、当然ご存じない方も多かろう。この歌は、アルバムの中の1曲でシングルカットすらされてはいないのだから。

“リゾート”たるハウステンボスをイメージしていたら、ふとこの歌が頭の中に浮かんだ。
理由は、至って簡単。そして、単純。
歌詞中に“リゾート”の語が出てきたからである。

ここで我が身を振り返ってみた。
私は、“ラッシュ・アワー”と“リゾート・ホテル”を歩くとき、同じ歩幅で歩いているだろうか?
・・・・・・否。
普段のラッシュの電車に乗るとき、私は、痛む足を引き摺りながら走る。階段を駆け下り、そのまま乗り換えの電車に飛び乗る。
ハウステンボスを歩くとき、私の歩調はゆったりとなる。目は何も見ておらず、ただ静けさの音を聞くばかり。夜は更に何も見ず、目に映るのは様々な酒の色とそれに映える光の色。人の顔すら見ないことも多く、翌日声を掛けられて驚くこともひとしきり。

だが、今の子ども達はどうなのだろうか?
私達も、所謂“管理教育”の中で育った。が、一度学校を出ればトンボやカブトムシと戯れ、木に登って遠くの景色を眺めることもあった。が、報道などで目にする子ども達は、ゲームの画面と戯れ、塾の行き帰りで闇とネオンを見るばかり。・・・・・・これでは息つく暇も無く、人の心を慰めたり育てたりする余裕も無かろう。

右向け右 左向け左
けして僕等だけが悪いのではなくって
勿論誰かが悪い訳でもなくって
一所懸命生きているのにね サイボーグ サイボーグ

それだけに、哀しい。
それだけが、切ない。
それが子どもの全てでは無いと思いたいけれど・・・・・・。
posted by daydreamer at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | さだまさし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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