2007年12月17日

ペース配分・・・・・・(其の伍)

『ムーンシャワー』の入口でルームキーを提示し、料金を支払って会場に入ると、そこには既に席に着いている人影が見えた。何とはなしに、見覚えがあるような気がする。近付いてみると
「遅かったじゃない」
「もう来ないかと思ってた」
と口々に・・・・・・。そう、そこに居たのはGさん、Kuさん、Oさんという顔見知りの面々であったのである。
私とて、花火の途中でここ『ムーンシャワー』に来たのであるが、それよりも先に席に着いていたということは、この方々も花火はすっぽかしてきたのであろう。

テーブルに近付くと、Kuさんは既に愛用のカメラを三脚にセットしておられ、Gさんも新しい相棒をテーブルに置いておられた。私も自分のデジカメをテーブルに出す。
「ここ、カメラ密度が高いわよね」
と、Gさんがぽつり。

そのまま、我々4人であれやこれやと取り留めの無い話をする。私も、徒然なるままに『ジャックポット』でのあれやこれやの話をする。前日のTさんのこと、その日にお会いした◆◆さんの話など・・・・・・。
話の合間にサービスドリンクのウーロン茶を貰い、それで喉を潤しながらまたまた話に興じる。何のかのと言って、ハウステンボス好きの旧知の面々であるのでこもごもの話は尽きぬ。
そうこうしているうちに、照明が落ちた。

「ゴスペルライブ in ムーンシャワー」第一部「ゴスペルライブ」第一部の開幕である。
ステージ裏からバンドの面々が出てきてチューニングをすると、シンガーは客席の通路から歩いてステージへと向かう。昨年はダンスホール全体がステージとなって使用されていたが、今年はダンスホール内にも幾つかテーブルが置かれ、奥側がステージとなっていた。

とりどりの華やかな衣装に身を包み、シンガー達が歌う。
この日は、ひとりが休みだったそうであるが、それでも、至近距離で見て、聴く、ハーレムメッセンジャーの歌は圧巻そのものである。
ニューヨークから来ている彼らの歌は、当然のこと英語で歌われる。言葉など聞き取れはしないのに、それでも歌の洪水に飲み込まれ、歌の世界に引き込まれていくのは何故なのだろう?全身に、ビリビリと刺激が走る。胸を打たれ、時に心が沸き立ち、時にしんみりとしながら思わず涙が出そうになる自分が居る。
ハーレムメッセンジャーは、CDも所持はしているが、矢張りライヴで聴くのが一番であろうな。・・・・・・そう、ケリーさんの「Silent Night」を聴きながら思ったものである。

休憩時間に、Oさんとふたり、慌てて『ジャックポット』に走る。実は、『ジャックポット』に誰かと会ったら差し上げようと思った「関東限定キティちゃん」の数々を置いていたのである。
「Sa君、そっちに置いてあったキティちゃん、出してくれる?」
「キティちゃん?何処にあるんですか?」
「あのね、I君が皿に纏めて入れてた。そう、後ろの引き出しのどっかにある」
Sa君、目を白黒させながら引き出しを開け、
「あ、これですね」
と、キティちゃんをドサッと出す。時間も無いこととて急いであれこれと見て、結局Oさんが取ったのは本を読んでいる「神田ヴァージョン」のキティちゃんであった。
大慌てで走って『ムーンシャワー』に戻り、席に着くと、ほんの二呼吸程をおいて再び照明が落ちる。

「ゴスペルライブ in ムーンシャワー」第二部第二部は、第一部とは打って変わってアップテンポの曲で始まった。シンガー達の歌も、第一部のしっとりとした雰囲気とは違い、ノリの良い心浮き立つものである。
確かにメモリーも心細くなってきてはいたのであるが、私の写真が極端に少なくなっていたのはそればかりが原因では無かろう。手拍子を打ち鳴らし、リズムに身を委ね、1曲毎に拍手を送る。顔触れは全く異なるが『夏 長崎から』の心地良い音楽に浸ったあの時間を思い起こさせるようである。
終盤、お馴染みのエッセルさんの「Survivor」が始まった。この歌も、また、ここ『ムーンシャワー』でお馴染みの歌である。相も変わらずパンチの聴いた歌声が心を鷲掴み、魂が揺さ振られるが如き心地がする。間奏の折、隣りの席のOさんに
「エッセルの「Survivor」じゃなきゃ物足りないんだよね」
と言うと
「同じです」
と、何とも頼もしい答えが返って来た。

時間は、あっという間に過ぎて行く。
未だ未だ聴き足りないが、ライヴは終わり、シンガー達も、バンドの面々も、ステージから退場してしまった。
我々も、席を立つ。
Kuさんは片付けやらの諸々の用事がある為にしばし『ムーンシャワー』から出るのが遅くなる由。Gさん、Oさんと共に出口へと向かった。
夢心地のまま階段を下り、そのまま家路に着くお2人に別れを告げる。そして、その足で向かったのは、またもや『ジャックポット』である。

忘れるところであった。
(別に殊更口にすることでも無いが)今日は私の誕生日である。

そう言えば、この日の『アムステルフェーン』内でも思いもよらず誕生日を祝って貰ったものである。当日ではないとは言え、これは嬉しいものであった。
(詳細は後程お目に掛けることに致そう)

が、その他にも、前日に『ジャックポット』のTさんより貰った
「お帰りなさい」
のひと言も、また、嬉しいものであった。

帰る場所は此処にもあったのだな・・・・・・。
posted by daydreamer at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | Amstelveen Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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