2008年03月26日

ゆく河の流れは・・・・・・(其の参)

「ところでさ、私、薬飲まなきゃならないんだけど空腹で飲むなって言われてるんだよね」
「あ、じゃあ「イタリアンサンド」なんかどうですか?」
「う〜ん、それ、何入ってるの?」
「え〜と、トマトとレタスと生ハムとチーズと・・・・・・」
「そう。じゃ、それ貰えるかな?」
「畏まりました」
Eちゃん、「イタリアンサンド」を調えに奥に引っ込む。その間飲みながらHa君をからかって遊んでいたのであるが、ふとしたことから隣りの女性客が大阪から見えた、ということに話が及んだ。
「大阪ですか。あそこも美味しいところがたくさんありますよね」
「そうですね」
「私も以前は好きで年に1度位通ったことがあるんですよ」
「そうですか。で、何処へ行きました?」
「私は専らミナミの方で食べ歩いてましたね。特に千日前に有った『だるま』っていう食堂には結構通いました」
「そうなんですか。私はどちらかと言うとキタの方が行動範囲で・・・・・・」
「キタ、ですか。そう言えば、お初天神のところにあった『阿み彦』っていうところには行ったことがありましたけど」
「ああ、『阿み彦』でしたら場所は移りましたけどまだやってますよ」
「あ、場所変わったんですか」
「変わったって言っても近くですけどね」
いやはや、妙なところではあるが話が尽きぬものである。
ちなみに、私が大阪通いをしていたのは10年と一寸前、あの頃は道頓堀の近辺が矢鱈元気で、戎橋のたもとには「たこ焼きアイス」やらピエロのオブジェやらメリーゴーランドやらが店内の名物になっていた『ハーゲンダッツ戎橋店』が有ったり、モアイ像のようなものがエントランスにあった『道頓堀ホテル』という(一見ラブホ風の)ビジネスホテルが常宿だったり、空を見上げるとフグやらイカやらタコやらが看板にくっついて踊っていたり・・・・・・と、これは今もあるであろうか?
話に興じているところで
「お待たせしました」
と、皿が運ばれて来た。

この日の夕食はこれであるこちらが注文の「イタリアンサンド」である。軽く炙ってあり、仄かな温みが手に伝わってきた。
早速、頬張る。
パンはピタパンやフォカッチャなどと同じようなもっちりとした生地である。
「あ、このパン、やっぱ「イタリアンサンド」ってだけあってフォカッチャとかピタパンなんかと同じような食感だね」
「それって何ですか?」
Eちゃんが不思議そうな顔をして聞く。
こちらは思わずずっこけそうになる。
君ね、店の売り物なんだからピタパン位は何処かで食べときなさいね。最近はコンビニでも「ピタサンド」などの取り扱いがあるようだが・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)

こちらでも「ハイボール」はバーボンでその後、こちらでも「ジムビーム」を「ハイボール」で貰い、ちびちびと口にする。ふと見ると、『K』のAさんとFさんが入って来たので軽く会釈を交わす。こちらは、以前Fさんがご一緒だった“こちらの方”と仰るお2人連れと4人で飲み始めている。

ふと、入口に人影が見えた。
おや?と思い、軽く身構える。
と・・・・・・
「どぉ〜ん」
と言いながら、T女王様が体当たりをしてきたものである。
流石にこれは予想外のことであった故、こちらも受け切れず、カウンターにつんのめる。
「あ、強過ぎました?」
ってアンタねぇ・・・・・・たらーっ(汗)
Ha君は目を白黒している。流石に慣れた(であろう)I君とEちゃんは笑いを噛み殺している。
「ま、良いけどね。んじゃ、これ・・・・・・」
と“土産”のファイルを出そうとすると
「あ、私未だ『按針』の助っ人なんですよ。もう一寸で戻ってきますから」
と言い、傍らの4名様を『按針』に勧誘し始める。Tさんの勧誘に
「それじゃ、一寸・・・・・・」
と言いながら4名様ご一行が『按針』へと移動する。
アンタって娘は・・・・・・勧誘に来ただけか。
尤も、これは『ジャックポット』のスタッフであるTさんにしか出来ぬ芸当であろう。真逆に『按針』の従業員がわざわざ『ジャックポット』で勧誘などする訳にはいかぬであろうし。
posted by daydreamer at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Jackpot Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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