2008年04月29日

更けゆく晩春の宵に(其の壱)

・・・・・・此度ばかりはこのカテゴリーを作っていて良かったとつくづく思ったものであった。何となれば、此度の場合あまりにも『アムステルフェーン』の各店舗での出来事が交錯し合っており、店舗毎に分けることが出来難いのである。・・・・・・尤も、呑んだくれは例の如く1階部分を這いずり回っていただけであるが。
さて、それでは“交錯し合った『アムステルフェーン』の夜”をご覧頂くとしようか。

その日、私は『シェヘラザード』で「香露3種飲み比べ」を頂いてから『アムステルフェーン』へと向かった。この日は「フォークダンスフェスティバル」なるイベントの前夜祭とあってか人通りが非常に多かった為に“颯爽と自転車を駆って”という訳にはいかず、自転車をカラカラ押しながらテクテク歩いていったのであるが。
『アムステルフェーン』に到着し、自転車を入口に停め、海側を回って何時もの如く『ジャックポット』に入る。海側の入口は、店内の様子が見えるのが良い。
「いらっしゃいませ」
と迎えてくれたのは、店長I君とバイトのHa君であった。

「Tさんは例の如く『按針』で助っ人です」
と、I君が言う。
「あ、そう」
とこちらは気の無い返事。
一応は古馴染みということで気を遣ってくれたのであろうが、今迄も休みの日に行き合ったこともあるし、特に顔を合わせずとも今となっては別にどうということもあるまい。
「今日は何処かへ行って来たんですか?」
「うん、『シェヘラ』で「飲み比べ」飲んで来た」
酒の匂いでもしたのであろうか?
「で、何にしましょう?」
「う〜ん、そうだね・・・・・・一寸飲んで来たから軽めのものにしようか。・・・・・・「モスコーミュール」ね」
「畏まりました」
取り敢えず今回は「モスコーミュール」からI君、手際良く「モスコーミュール」を調え、出す。
ん?ビルドのこの位であればHa君が作るものとばかり思っていたが・・・・・・??
「Ha君は作らないの?」
問うと、I君が割って入り
「こいつ、レシピ覚えてこないんですよ」
「あれ?そうなの?」
「はい、僕、覚えないですねぇ」
Ha君は相も変わらずゆったりした口調。
「やっぱり、メニュー覚えてから試作して作れるようになってからでないと・・・・・・」
成る程。
これで新入りが作る場面に遭遇しないことに合点がいった。
I君、意外と慎重派なのだな。
バイトに“取り敢えず”作らせて経験を積ませるMさんとは対照的である。
(尤も、私以外の客にそれをさせたコトは無さそうであるが)
「僕、今、ディーラーだけでいっぱいいっぱいですから」
というHa君であるが、次の帰国では何かを飲ませてくれるであろうか?今からそれを楽しみにしておこう。

ふと顔を上げると、大画面のテレビがサッカーの試合を映しているのが見えた。
「何、テレビ入れたの?」
「放送は入らないですけどね」
「?」
聞けば、ビールメーカーの「ハイネケン」のキャンペーンでサッカー関連のものがあり、それに伴って貸し出されたのだとか。今映っている映像も録画のものだそうである。
ちなみに、キャンペーンの内容はビールを決められただけオーダーするとくじ引きが出来、グッズの景品が貰えるというものだそうな。ビールをこういう場で飲まない私には縁の無い話である。
・・・・・・などと話をしていると、先客がどうやらくじ引きの権利を得たらしい。Ha君、くじの箱を持ってテーブル席に行く。なにやらのグッズが当たったらしく、今度はその景品をもってテーブルに走る。
posted by daydreamer at 15:12| Comment(1) | TrackBack(0) | Amstelveen Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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よかったら、私のホームページ覗いてみてくださいね。
Posted by きよたん at 2008年04月30日 11:19
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