2008年06月05日

Happy Aperitif in Tokyo 2008

此度の記事は、言葉を飾ることは出来ぬと思う。
故に、いつに無く直接的な言い回しになることと思われるがご了承頂きたい。

チケット(第4部)「アペしない?」
を合言葉にした『2008 アペリティフの日』というイベントが全国(全世界?)の都市で開催された。そのうちのひとつ、東京会場で開催された「Happy Aperitif in Tokyo 2008」に行ってきた。
場所は、六本木ヒルズアリーナ。
1ヶ月近く前からチケットを購入し、この日の為に備えていたものである。何せこちらのチケットは競争率が高く、殊に私の参加した第4部は18:30〜20:20という所謂“お仕事帰り”に利用できる時間帯であったので、早々にチケットが売り切れたものであった。
(ちなみに、画像がその“早々に売り切れたチケット”である。これを首から提げ、周りの「フード」「ドリンク」「チーズ」のクーポンと引き換えに料理やワイン・カクテルといったドリンク、チーズが供される仕組みであった)

上柿元シェフのブースのメニュー様々なブースは数あれど、私の目当ては当然の如く“ハウステンボスのムッシュ”である上柿元勝シェフのブース。
列を作り、入場が開始されると同時にその折に使用する紙皿を貰い、真っ直ぐに上柿元シェフのブースに向かったものであった。
・・・・・・とは言え、前の方ではあったが最初に入場した訳では無いので、流石に一番乗りとまではいかなかった。が、それでもかなり早いうちにムッシュのブースに到着していたとは思う。

さて、ブースに到着したものの、その後で呆然としてしまった私に
「如何ですか?」
と声を掛けてくれたのは、『ミディ・ソレイユ』『ポルト・カーサ』のY総支配人であった。
(尤も、そのときにはそれを知る由も無い)
「そうですね・・・・・・お料理も頂きたいんですが、メニューを写真に撮っても良いですか?」
「勿論です。どうぞどうぞ」
と言って頂いたので、遠慮なく撮影をした。この日のメニューは、あちこちを回って見てみたところ、どうやら「フォアグラ」「ほろほろ鳥」「米」がテーマとして使われていたらしい風情であった。

撮影後、料理を取って貰う。先ずは「鹿児島産アジのリエット 香草風味」。で、あったのだが・・・・・・流石に4種類も料理があると目移りしてしまう。
厚かましくも(それとは知らず)Y総支配人に
「料理の写真を撮っても良いですか?」
「どうぞどうぞ、今のうちに。後になると混みますから」
と、「アジのリエット」を乗せた紙皿を持たせてしまい、写真撮影と相成った。今思うに冷や汗と油汗が吹き出る心地である。
それでは、冷や汗と油汗の結晶たる料理の画像をご覧頂こう。

鹿児島産アジのリエット 香草風味先ず、最初に食した「鹿児島産アジのリエット 香草風味」である。
これは、アジの旨味が噛み締める毎にじわりじわりと滲み出るものであるが、ムッシュの料理の特徴と言える
【余計な味をごてごて足さず、素材の味を最大限に生かす】
ということが健在である為か、塩気も強く無く、甘味や酸味が足されている訳でもなく、唯、アジの旨味だけが口の中に広がった。上に申し訳程度に乗せられているケチャップがアジの強い脂を中和し、ほんの僅かな酸味を足す。これにより、更にアジの味が濃厚に感じられるようであったと思った。

フォアグラのムースを詰めたシュー オレンジ風味フランス産ほろほろ鳥のパイ包み焼き次に、「フォアグラのムースを詰めたシュー オレンジ風味」と「フランス産ほろほろ鳥のパイ包み焼き」を貰った。
フォアグラは、下手に料理すると脂っぽさとレバーの臭みが舌や鼻について食せたものではないが、流石にトップシェフ達の料理にそのようなことがある筈も無い。その中でも、上柿元シェフのフォアグラは特筆すべき滑らかさと軽さを感じたものである。口の中にフォアグラを入れるとふうわりと美味さを残して蕩けていく。シューはしっかりとした生地で、ブリオッシュを思わせるような食感であった為、フォアグラの軽いが故の物足りなさを見事に補い、満足感を与えてくれる。
ほろほろ鳥は最早語るべくも無かろう。サクサクとしたパイ生地、その中に包まれたほろほろ鳥の濃厚な旨味・・・・・・正に“旨味以外を感じることが無い”鳥肉であった。噛み締める毎にじんわりと口に広がるその味と言ったら・・・・・・天国もかくや、と思われるものであった。

国産のお米と仔牛ほほ肉のクロケット カレー風味そして、ひとつ残念なのは、ドリンクを取りに行った際にカクテルのあれこれを見ながら迷っているうちにムッシュのブースが“完売”してしまい、この「国産のお米と仔牛ほほ肉のクロケット カレー風味」を食しそびれてしまったことである。
Y総支配人より最初に紹介して貰ったメニューも、実はこれであった。私は最初魚食べたさに「アジのリエット」を貰い、その後貰ったのは周りの方々に引き摺られるかのごとく「フォアグラ」と、嘗て1度だけ参加した「食の饗宴」の折よりその味を忘れかねている「ほろほろ鳥」に走ってしまったのであるが。

さて、程良く酒も入り、気が大きくなった私は、偶々手の空いたムッシュに
「厚かましいんですが写真を一緒に撮って頂けませんか?」
と、声をかけてしまった。無論のこと、ムッシュは笑顔で快諾してくれた。また、シャッターを押してくれたのはY総支配人であった。あせあせ(飛び散る汗)
そのときに、少しお話をさせて貰った。
「ハウステンボス常連のGさんですが・・・・・・」
「(一寸考え、すぐに笑顔で)あぁ、はいはい」
「最近“ムッシュはお元気かしら”って言ってましてね」
「そうですかぁ」
「この鹿児島の『ミディ・ソレイユ』も一寸興味を引かれますね」
「ええ、今回はこちらで参加させて頂いてます」
「是非1度はお邪魔したいもので・・・・・・」
「あ、じゃあ今日は総支配人が来てますよ。Yさん」
・・・・・・ここで、今迄あれこれと関わって頂き、『ミディ・ソレイユ』のパンフレットを頂きながら説明までして頂いたこの方がY総支配人であると知った。予約の際は是非、と、名刺まで頂戴してしまったのであるから、これは本当に年内にでも予約をお願いせねばなるまいな。
最後にムッシュより
「是非鹿児島を宜しく。ハウステンボスも宜しくお願いします」
と言って頂いた。このときに“鹿児島”には素直に頷いた私であるが、“ハウステンボス”には苦笑いを浮かべてしまったものである。真逆自分もハウステンボスのリピーターであるとはこの場では流石に言えず・・・・・・。

舞台上のヒゲのシェフ3人衆イベント時間の中盤に差し掛かった頃、シェフ達の紹介と挨拶がメインステージで行われた。上柿元シェフは、“ヒゲのシェフ3人衆”といった按排で、『クイーン・アリス』の石鍋裕シェフと『オテル・ドゥ・ミクニ』の三國清三シェフに挟まれた位置に立っていた。
先にトークイベントを行なっていた服部幸應氏と山本益博氏が司会役となり、シェフ達に話を聞くという形でイベントが進行していく。
その折に三國シェフが
「私のブースは早々に“完売”しました!」
と高らかに語ったのがムッシュの負けん気に火をつけたようで・・・・・・。

熱弁を振るうムッシュ(上柿元シェフ)ひとり置いて、“ムッシュ”上柿元シェフの話す番になった。
「先程三國シェフがひとり“完売”したかのように仰ってましたが、私のところも“完売”しました!嘘を言ってはいけません!!」
これには観客から笑いと拍手が巻き起こった。
「私は一人鹿児島から来ているんですよ。他の方はみんな東京ですからね」
とは、紹介した山本益博氏の
「遠くから来て、喋りたくてうずうずしているシェフ」
とのコメントに対応したもの。そして、
「自然の恵みに感謝を」
「九州の豊かな素材を生かした料理を」
という信条を語り、ムッシュの挨拶は終わった。

今日は、様々な料理を頂いた。様々な味を食した。それでも、矢張り私の舌に焼きついたのはムッシュの優しい優しい料理であった。
来年も、また、ムッシュの料理を頂きに参加したいものだ。それにはまた早々の予約から始めねばならぬであろうが。
posted by daydreamer at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
気になったのでコメント残させて頂きました(^ ^)v
Posted by サウルコス at 2008年06月06日 19:20
サウルコスさん、ようこそお越しくださいました。
拙いブログですがどうぞごゆっくり。

尚、リンクは失礼ながら削除させて戴きましたのでご了承の程を。
Posted by daydreamer at 2008年06月07日 07:37
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