2006年01月10日

神田界隈(10)【万惣5】

この日の昼食は、相も変わらず『万惣』である。
(蕎麦屋の『まつや』も捨てがたかったのであるが、時分どきを過ぎていたにも拘らず行列が出来ていたので見送った。)


以前はほとんど喫茶のみで利用していた店であるが、2Fの軽食メニューを覚えてしまうと、次はこのメニューをという欲が湧いてくる。
最初は「シーフードハンバーグ」、2回目は「ポトフ」ときたところで・・・・・・


ドライカレー


今回頼んだのは「ドライカレー 野菜のブロシェット添え」である。
「ブロシェット」と言うのは、元々は串焼きに使ってある串のことであるが、串焼きの意味もある。つまり、「野菜の串焼き」とでも訳せば宜しかろうか?
ドライカレーは、スパイスが効いてはいるもののそれほど辛さは感じなかった。玉葱を多く使っているのであろうか、ほのかな甘みも楽しめたくらいである。このカレーに半熟卵(ご覧のとおり上に乗せてある)を混ぜて食べると、一層マイルドさが引き立って美味いと思ったものである。
野菜はたまねぎ・ズッキーニ・ピーマンなどが串に刺して焼いてあった。これも甘みが引き立っており、添えられていた薬味を使う機会を逸してしまったほど美味であった。


さてデザートを・・・・・・というところで、メニューに「季節の果物のフランベ」の文字を見つけたものの、生憎店内は立て込んでおり、
「土曜日は申し訳ありませんが・・・・・・
の言葉があったように、平日のメニューであるらしい。


ホットケーキ4


そこで、変わりばえはしないとは思ったが、いつもの「ホットケーキ」を注文した。
こういうこともあろうかと、「ドライカレー」は小さいサイズにしておいたのだが、それでも満腹に近い状態になってしまった。
それなのに、このホットケーキはスルリと胃に収まってしまった。メープルシロップ(以前の記事で“黒蜜”と書いたが、メープルシロップであったそうな)が染みてとろとろになったホットケーキを口にしたときの至福の状態を、みなさまのお口に再現して回りたいと思ったほどである。(これだけの幸福は、¥630の代価で手に入れられるのである。いつもながら、本当にお手軽で至高の幸福であると思う。)

posted by daydreamer at 23:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

神田界隈9【『笹巻けぬきすし』2】

戸惑いつつも購入した「笹巻けぬきすし」であるが、(前回の記事でも触れたが)本来は7種類のタネを使っている寿司なのだそうであるが、今回は、何が重複しているのかと言う興味も相まって10ヶ入りを購入した。
アパートに帰り、細々と用事を済ませた後(用事には前回記事のアップも入るのだが・・・・・・)、早速開けて食してみた。


笹巻けぬきすし(10ヶ入り包装)


これが、包装してある状態の「笹巻けぬきすし」である。
「江戸名物」という言葉があちこちにちりばめてある。
・・・・・・と言うのも、何でも古くは江戸時代に【安宅・松の鮨】・【両国・与兵衛】と共に江戸三鮨と称せられていたのだとか。(同梱のパンフレットより抜粋)


笹巻けぬきすし(10ヶ入り笹巻)


これは、開封したときの状態である。
この中にある7種類のタネとは「たい・えび・おぼろ・卵・のり・光り物・白身魚」である。光り物は当然のこと、たいと白身魚もしっかりと酢で締めてある。何でも、塩漬けで1日・酸味の強い酢で1日・その後に酸味の弱い酢で3〜4日漬けるのだとか。(同梱のパンフ〜以下略)


笹巻けぬきすし(10ヶ入り)


これが、笹を剥がした状態の「笹巻けぬきすし」である。(←尤も、コレはみなさんに中身をお見せする関係上あえて剥がしたものである。本来は、言わずもがなであるが食べるときにひとつずつ剥がしていく方が食べやすいであろう。)
白身魚はカンパチ(多分)、光り物はコハダ、そして重複しているタネはのり・卵・おぼろであった。
酢飯は、かなり酢と塩がきつく、その上おはぎのように粘り気があるので、「握り寿司」に慣れた舌ではかなり違和感があるように思えた。
のりにはかんぴょうが巻き込んであるのだが、これもかなり辛めに煮付けてあり、魚も当然きつめの締め方であったので、全体的にかなり酸っぱさが強い。もしも子どもに食べさせたら泣くのではあるまいか・・・・・・。(とは言え、私は酸味の効いたもの(ことに光り物の寿司)は好物であるので美味い美味いと平らげたのだが。ことにコハダは私の好みにピッタリと合っていた。)
ただ、えびとおぼろは甘味があり、特におぼろは甘く香ばしい味であるので、酸味の強い酢飯に合っていたように思う。食べているうちにポロポロとこぼれてしまいそうになるのが玉に瑕であるので、出来れば卵(薄焼き卵で、コレも塩味であった)に包むと一層食べやすいのではないかな・・・・・・?

続きを読む
posted by daydreamer at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

神田界隈(8)【『笹巻けぬきすし』1】

年明けの(正月休みは別として)連休初日。
年末年始に実家へ帰ったときに風邪を貰ってきたようで少々具合も悪いのであるが、閉じこもっていては本当に病人になりそうであるので、午前中に病院へ行った後で思い切って神田へ出てみた。


神田にはお気に入りの店が幾つもあるのだが(ここでよく出てくる『万惣』『竹むら』と蕎麦屋の『まつや』がそれである)、その他に、是非一度足を運んでみたいと思う店があった。
元禄時代から続く『笹巻けぬきすし』である。
ここの寿司は「江戸前押し寿司」とも言うべき寿司であり、江戸の頃の味を今に伝える貴重な老舗であるので、是非とも食べてみたかったのだ。


『笹巻けぬきすし』店外


これがその『笹巻けぬきすし』の店構えである。
周囲はビル街であり、全く江戸の面影を留めている訳ではないのだが、ここの店外の様子は、ほんの僅かとは言えかつての景色を彷彿とさせるものがあるように思える。
折りしも松の内であることから(笹に隠れてしまっているが)正月飾りが季節感を醸し出していた。


『笹巻けぬきすし』店内ウインドウ


で、これが店内の様子である。
ここの寿司の性質上、店内で食べるよりもむしろ持ち帰りが主であるので、店内に入ると先ずこのショーケースが目に入ってくる。
(勿論、店内で食べることも出来る。その場合、3ヶもしくは7ヶに吸い物が付くというパターンであるようだ。・・・・・・というのも、ここの寿司は7種類のタネを使っているので。)


このとき、私は「信じ難いもの」を目にしたのである。
賢明なみなさんであれば既にお気づきのことであろうが・・・・・・。


 

続きを読む
posted by daydreamer at 18:36| Comment(5) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

神田界隈(7)【『万惣』4】

連休初日の土曜日の19:00頃、私は『万惣』の2階に席を占めていた。・・・・・・というのも、前回食べた「シーフードハンバーグ」が美味しかったので、他のメニューも試してみたいと思ってのことである。今回は【初秋限定メニュー】である「ポトフ」といつもながらの「ホットケーキ」、それと「グラスワイン(赤)」を注文した。


初秋限定メニュー ポトフワインを飲みながら待つうちに「ポトフ」が来た。皿に肉や野菜を盛り、カップにスープを入れて持ってきたポトフ。皿をテーブルに置いてから、スープを皿に注いでいった。(なるほど、こうした方が運びやすいのだな・・・・・・)まずはスープをひと口。野菜のダシの味が濃厚に出ていて、塩や胡椒の味は控えめであったように思う。体にしみじみと染み渡る美味しいスープを堪能してから野菜と肉を口にした。肉は豚肉で、ホロホロと繊維がほぐれるほどに軟らかく煮込んであり、野菜もナイフを当てただけで切れるほど軟らかかった。また、他で食べるポトフには滅多に入っていないミニトマトの酸味がまた食欲をそそるものであった。


ホットケーキ3ホットケーキは、いつもの縁がカリカリ、中がふわふわのものである。これはいつココに来ても安心して食べられるものであり、今回もその期待を裏切られることはなかった。今回は、ちょっと疲れていたこともあってシロップをいつもより多めにかけて食べたのであるが、2枚目のホットケーキがシロップを吸ってとろけんばかりになったところが特に美味しかった。


フルーツポンチこの日は朝から食欲が無かったのであるが、美味しいものを食べているうちに食欲が刺激され、追加で「フルーツポンチ」を注文した。グレナデンシロップをベースにしたシロップに浮かせたフルーツはグレープフルーツ・マスカット・キーウィ・マンゴー・オレンジ・パイナップル・ラズベリーで、それにナタ・デ・ココを幾粒か添えてあった。使ってあるフルーツの美味しさもさることながら(ソレはそうであろう。ここは高級果物店であるのだから。)全体の甘味と酸味のバランスが絶妙で、それをやや甘いサッパリとしたシロップがまとめていた。

続きを読む
posted by daydreamer at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

神田界隈(6)【『万惣』3】

相も変わらず神田の記事である。(ブログのタイトルは徒然“ハウステンボス”草紙なのだが・・・・・・ まぁ、コレは私が関東在住と言うことでご勘弁戴きたい。)

そして、相変わらずの『万惣』の記事なのであるが・・・・・・。

 

実は、何度も何度も行った『万惣』で、初めての経験をした。

・・・・・・と言うのも、この度初めて『万惣』の2階のカフェに行ったのだ。(いつもは中2階のフルーツパーラーに行く。)中2階では喫茶メニューしかないのだが、2階には食事メニューがあるのでそれを食べてみたいと思ったのである。

 

シーフードハンバーグ今回注文したのは「シーフードハンバーグ」。いわゆるイカとエビのすり身を成形して焼いたものであるが、ぶつ切りのエビがごろごろ入っていたのが所謂すり身のステーキとは違うところであろう。素材の味が大変濃く感じられるため、ソースがかかっていないところを食べても旨味が口いっぱいに広がる。

やや濃い目の味付けのホワイトソース(バターソースか?)もあっさりしがちな魚介類にピタリとあっており、白ワインを呑みながら食べると食もワインもどんどん進んでしまう。また、ソースに入っていたのはマッシュルーム・しいたけ・あさつきである。コレがまた大変に美味しく、このきのこ類だけが山盛りになっていたとしても恐らく私は嬉々として平らげてしまうであろう。

 

ホットケーキ2デザートに「ホットケーキ」を貰った。私はここの「ホットケーキ」のファンであり(言わずもがなのことかもしれないが)、ココに来れば必ず注文する。シンプルでありながら他の追従を許さぬ美味しさであると今回もまた確信した。

ココのホットケーキは縁がカリカリになっているところがまた美味なのであるが、シロップが染みてとろけるばかりになったものもまたオツなものである。
続きを読む
posted by daydreamer at 23:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

神田界隈(5)【『竹むら』3】

ようやく来た夏休み。

(仕事関係の書き物があったため、このようなことになった。お盆休みも実際これでつぶれたようなものである。)

家に閉じこもっているのももったいないと思い、性懲りも無く神田へ行ってきた。(本当は浅草界隈でもご紹介しようかと思ったが・・・・・・来週の方が良さそうなので今回は見送った。)

行き先はいつもの『竹むら』。

前々から言っていた夏メニューをご紹介しようと思ってのことである。

 

竹むら外観(3)竹むら外観(1)店先のメニューを見ると、冬とは少々変わっていた。

ご覧いただければお判りのことと思うが、右の冬バージョンでは「あわぜんざい」となっているところが左の夏バージョンでは「氷しるこ」となっている。

 

 

 

『竹むら』夏メニュー『竹むら』2Fメニュー店内のメニューをご覧戴くともっとお判りのことであろう。

ずらりと氷のメニューが並んでいるのだ。

(ちなみに右は以前ご覧戴いたメニューである。だいぶ内容が違うのがご覧いただけるだろうか。)

 

冷やししるこ1今回注文したのは、夏のお気に入りの「冷やししるこ」。

基本は「御膳しるこ」と同じだが、冷やしたしるこに白玉を3ヶ入れ、さらに氷を浮かべてある。涼しげなガラスの器が心憎いばかりに涼を演出している。

ちなみに「氷しるこ」は、冷やしたしるこの上にカキ氷を乗せてある。こちらにも、むろんのこと白玉は入っている。

短めの割り箸を割り、まず一口。

いつもながらの美味しい餡の味が口いっぱいに広がる。

こればかりは通年添えられるしその実のきつめの塩気が餡の味を数倍に広げてくれる。このコントラストは実に良いものである。

食べ終わり、お茶で一服。

灰皿も置いてあるが、ココで私はタバコを吸わない。

味の余韻を消してしまうのがもったいないのである。

 

竹むら店内2会計を済ませ、出口近くでふとこのプレートに目が留まった。

いつもは客が立て込んでいるので早々に出てしまうため、気付かなかったのであろう。(もっともココを知ったのはもう10年近く前である。その頃には当然無かったものであるが。)
続きを読む
posted by daydreamer at 00:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

深川界隈(3)

『清澄庭園』は、『江東区深川江戸資料館』の付近とは清澄通りをはさんですぐのところにある。もとは「三菱財閥を興した岩崎弥太郎氏が隅田川の水を引き、全国の奇岩珍石を集めて作った回遊式築山泉水庭園である。」とのことであるが、後に東京市(当時)に寄贈されている。今では使われてはいないが、庭園の数箇所に川から水を引き入れる水門があったりして興味深い。

 

清澄庭園1清澄庭園2このとおり、非常に景色が美しい庭園である。この周囲にビルが立ち並び、自動車が行きかっているとは信じられないくらいの風景である。

ここは、何度か足を運んだことがあった。何もせずとも水辺に立って生き物を見ているだけでも心癒されるものがある、貴重なスポットである。

 

清澄庭園4清澄庭園3水鳥が音も無くスーッと泳ぐさまを見るのもいいものである。

 

 

 

  

 

清澄庭園5

うっかりするとこのようなカメが足元を歩いていたりもする。(ちなみに右上の大きいものはスッポンである。)

 

 

 

 

 

今回は、ガイドツアーがちょうどあるとのアナウンスを聞き、参加してみた。普段は目にも留めない石の話など、貴重な話を聞くことが出来て興味深いものであった。

これで入場料\150である。何ともおトクなものであるが、あまりにも安すぎて申し訳ないような気がすることもある。
続きを読む
posted by daydreamer at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

深川界隈(2)

『江東区深川江戸資料館』は、半蔵門線もしくは都営大江戸線の清澄白川駅から歩いて3分のところにある。先の記事でも申し上げたが昼食を摂った『深川宿』の真向かいである。

 

今回は、Miさんと勝手知ったるこちらの資料館をご一緒した。

入場料\300をエントランスで払い、メイン展示室へ向かった。

ここは、よくある資料館とは全くイメージが違うので、初めて行ったときは(実は予備知識はあったのだが)大いに驚いたものだ。それから何度足を運んだだろう?・・・・・・50回ほどは行っただろうか?

 

資料館5メイン展示では、七夕の竹飾りが季節感をかもし出していた。(ま、本来江戸時代は旧暦であるので一月早い七夕になるのだが。)

ココの展示は江戸時代に興味を惹かれる私のようなものにとっては本当に楽しめるところである。時代小説が好きで、江戸の話が好きな私であるので、まるで故郷に帰ったように落ち着ける場所であるのだ。(ハウステンボスはココとはまた違った意味で寛ぎにいく場所である。・・・・・・というのも、ここは体が休まる代わりにアレコレと思いを巡らせたりする、所謂知的好奇心を満足させる場所であり、ハウステンボスは体と心を休めにいくオアシス的な存在であるのだ。)

 


資料館2資料館3

 

 

 

 

 

 

資料館1


資料館4

 

 

 

 

 

 

 

写真をご覧戴いてお分かりの通り、ここのメイン展示は等身大に作られた江戸の町並みである。実は、ココは外から眺めるだけでなく、実際に上がって展示品に触れるなどしても良いことになっている。(もちろん常識の範囲内で乱暴に扱わなければ、の話だが。)また、説明をしてくれる係の方が

「写真をお撮りしましょうか?」

と声をかけてくれることでも判るとおり、写真を撮ることも出来るのである。

 

何度もココを訪れた私にとっては勝手知ったる展示であるので、ココで仕入れた知識をあれこれとMiさん相手に披露して悦にいっていた。(Miさん、取り留めのない話ばかりで申し訳ありませんでした。)
続きを読む
posted by daydreamer at 23:30| Comment(5) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

深川界隈(1)


HTB仲間の1人であるMiさんがバレエの観賞に東京に来ていたので、ちょうど良い機会だからとお昼をご一緒した。

で、折角の機会なのでありきたりの食事では面白くなかろうと思い、深川へとご案内した。

 

深川は、江戸の府内として組み入れられてはいたものの「江戸にして江戸にあらず」という独特の気風を持った町であった。何せ深川から神田や両国に行く際には「江戸に行く」と平気で言っていたそうであるのだから。

また、この辺りは猟師町であり、海の幸に恵まれていたそうな。その豊富な魚介類を使った料理がこの辺りの名物である。

今回は、その中でも特に有名なアサリを使ったメニューである【深川飯】を食べに行った。

 

正午少し前に待ち合わせをし、落ち合ったところでそのまま店へと向かった。

今回行ったのは『深川宿』『江東区深川江戸資料館』の真向かいにある【深川飯】を食べさせる店である。(結構小さい店である。実際20人入ることが出来るのかどうか・・・・・・

所謂【深川飯】はぶっかけと炊き込みの2種類があるのだが、こちらの店では両方を食べることが出来るセットメニューがあるので初めての方にはちょうど良かろうと思ったのだ。

 

辰巳好みこれが【深川飯】のセットメニュー、「辰巳好み」である。

炊き込みご飯とぶっかけ飯がそれぞれ小丼で付き、それにお菜が何種類か添えられたもので、(写真を撮り忘れて真に申し訳ないが)この他にデザートが付く。今回のデザートはくずきりに黒砂糖の良い香りがする黒蜜をかけたものであった。

本来私はぶっかけのほうが好きなのであるが、1種類で注文するといささか飽きるときがある。が、これならば2つの味が楽しめるので飽きることなく食べられるのである。

お菜も量は少ないながら本当に美味しく、特にわかめにからし味噌を添えたものが絶品であった。また、季節柄出てきたきゅうりの浅漬けもあっさりして本当に美味しかったし、お吸い物も海苔の香りにうっとりしたものである。
続きを読む
posted by daydreamer at 23:15| Comment(9) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

神田界隈(4)【『万惣』2】

万惣ビル万惣外観『万惣』は、先の記事でもご紹介したとおり弘化3年(1846年)に創業した老舗の果物屋である。今では、大きな自社ビルを持っており、近くの万世橋の付近からでもハッキリとどこにあるのかがわかるほどである。

 

私がよく行くのは中2階のフルーツパーラーである。こちらは、こじんまりとした、とても落ち着いた雰囲気であり、秋葉原の電気街(コレも近くにある)で用事を済ませた後などにゆったりを飲むのに最適である。出てくる喫茶メニューは、時分どきにもよるのだろうが5階の『フランス料理店』のシェフが調理しているときもある。

 

フルーツホットケーキ1ホットケーキ今回私が注文したのは「フルーツホットケーキ」である。(写真左)

前回注文した「名物 ホットケーキ」(写真右)との違いをご覧戴きたい。生クリームで和えたフルーツが付いているのは一目瞭然であるが、他にも付いているシロップが違うのがお判りいただけるであろうか?

そう、「ホットケーキ」についているのは糖蜜(黒蜜にやや近い)であるのに対して、「フルーツホットケーキ」についているのはカスタードソース(クレーム・アングレーズ)なのである。

また、生クリームで和えてあったフルーツは、今回はパイナップル・キーウィフルーツ・バナナであった。(季節によって変わるのかは定かではない。私は生クリームがあまり得意ではないのでコレを滅多に注文しないので・・・・・・)かけてある赤いソースは甘酸っぱいラズベリーのソースで、頂上にちょこんとラズベリーが一粒乗っているのがまた可愛らしい。

 

フルーツホットケーキ2バターを塗り、カスタードソースをかけてみたところがコレである。

本来ならばこの上にまた生クリーム和えのフルーツを乗せて食べたりするのだろうが、私は遠慮してバターとソースだけで食べてみた。

いつに変わらぬ美味しいホットケーキである。焼きたてのケーキであるから、塗りやすい軟らかさで供されたバターがホットケーキの上でたちまち溶け、染み込んでいく。そこにかかったソースのミルクの香りと極上のカスタードの味わい・・・・・・。これがふちがサクサクしたふわふわのホットケーキに絡み、至福の味わいを作り上げている。

ホットケーキは噛むごとに口の中でとろけていき、後にはふんわりした後味とバターとソースの味が絶妙に絡み合って残るのである。

また、生クリーム和えのフルーツは、生クリームの味に負けることなく、しっかりとフルーツが存在感があった。・・・・・・と言うよりもむしろ生クリームの味の方が目立たなくなっていたように思えたのである。甘さもやや控えめで、フルーツの自然な甘さと実によく合っていた。

 

オレンジオリエンタル1オレンジオリエンタル2ホットケーキを戴いた後、1階の果物店で「オレンジオリエンタル」なる物を見つけ、購入してみた。これは、オレンジを丸々1ヶざくろのシロップとリキュール(ワインも少々入っているようであった)漬けにしたものである。

家に帰ってから戴いてみた。

剥いてシロップ漬けにされたオレンジは、外側はきれいなオレンジレッドに染まっており、中は鮮やかなオレンジ色を保っていた。食べてみると、シロップの甘さとオレンジの酸味が渾然一体の味になっており、あっという間にひとつペロリと平らげてしまった。シロップも、洋酒の味が利いていたためか甘ったるくなくさわやかな味わいであったので、オレンジを食べた後に1滴残らず飲み干してしまった。 
続きを読む
posted by daydreamer at 12:06| Comment(9) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

神田界隈(3)【『竹むら』2】

ここのところどうも体調が悪い。

これは先日来のストレスのなせるワザであろうと思い、気分転換に神田へ行ってきた。

 

お目当ては以前ご紹介した『竹むら』と『万惣フルーツパーラー』である。

 

まずは、前回同様『竹むら』へ行った。

ゴールデンウィーク中の前回は、店内が大変に混雑していたため2階の座敷に通されたが、今回は何とかもぐり込める席を見つけ、1階のテーブルに着いた。

 

『竹むら』1Fメニュー『竹むら』2Fメニューメニューは、暖かくなってきた気候のためか、はたまた1階と2階ではデザインが違うのか、涼しげな感じに見えた。(左側が今回撮影した1階のメニュー、右側が前回ご紹介した2階のメニューである。)

メニューを見てみると、少々暑くなっては来たものの未だ冬メニューであった。大好きな「あわぜんざい」も健在であったのだが(実際次々と注文されているようであった)、今回は「御膳しるこ」を注文した。

 

御膳しるこ「御膳しるこ」は、こし餡のしるこである。

中には香ばしく焼いた小さい餅が2ヶ入っているだけなので存分に、甘くて食べ応えがありながらも後口があっさりしている餡の味を楽しむことが出来る。また、この餅は煮ていないので、ドロドロになることがなく、最後までその歯ざわりと味を存分に楽しむことが出来る。

また、「あわぜんざい」のときもご紹介したのだが箸休めのしその実の塩辛さと香りが甘いものの格好のアクセントになっている。
続きを読む
posted by daydreamer at 21:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

神田界隈(2)【『万惣』1】

万惣外観『万惣』は、神田須田町交差点(靖国通りと中央通りが交差している)の一角にある。写真の外観を見ただけでは判りにくいのだが、結構大きなビルであり、遠くからでもひとめで判るほどである。


ここはもともと果物屋である。そのため、1階は果物の小売店になっている(お使い物に出来るような高級な果物を扱っているので単価は結構高い。例えば、桐箱に入ったさくらんぼが1箱,500など)。また、5階にはフランス料理店の『サロン・ド・万惣 サンク』があり、2階は『カフェ・万惣』、そして中2階が今回私が行った『万惣フルーツパーラー』である。(カフェとフルーツパーラーの違いであるが、カフェの方は軽食が摂れるのに対し、フルーツパーラーは喫茶メニューしか置いていない。そのため、フルーツパーラーに行くと「お食事はなさいますか?」と聞かれるのである。)


さて、私の今回のお目当ては「名物 ホットケーキ」である。果物屋のくせにココの名物がホットケーキであるというと、大抵の方はという顔をなさる。「何か間違えたのでは?」と本気で聞かれたこともある。が、これは紛れもない事実である 


ホットケーキこれが、今回私が戴いた「名物 ホットケーキ」のコーヒーとのセット,050である。(同額で紅茶ともセットに出来る。)ホットケーキは注文を受けてから焼くので、いつ行っても熱々の焼き立てを戴ける。ちなみに添えてあるのは糖蜜とバターである。


焼きたてのホットケーキは、ふちはサクサクしておりその口ざわりを存分に楽しむことが出来る。また、中はふわんふわんに軟らかく口の中でとろけるが如しである。“名物”と謳っているのも伊達ではない。

続きを読む
posted by daydreamer at 09:53| Comment(9) | TrackBack(0) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月30日

神田界隈(1)【『竹むら』1】

竹むら外観(2)竹むら外観(1)何故か急に甘いものが恋しくなり(甘い物嫌いの私だがこういうことがごくたまにある。とは言え、食べられるものは限られているのだが。)、東京まで昼食も摂らずに行って来た。


行き先は神田。この近辺には古くからの食べもの屋さんがたくさんある。そのうちのひとつがここ『竹むら』である。(ですから結構粋な外観でしょ?まるでココだけ江戸時代にタイムスリップしたような・・・・・・)


大分暖かくなってきたが、今の時期はまだ冬メニューが食べられる。とりあえず今回は「冬のお目当て」を食べに来た。


さて、着いたのは13:00頃だったのだが、1階のテーブルと入れ込みの座敷は既に満席であった。で、今回初めて2階の座敷に通された。 桜湯&メニュー                                            


席に着くと、まず桜湯が運ばれてきた。ゴールデンウィークと言うこともあってうっかりしていたのだが、今日は未だ4月であったことを実感した。


メニューは、和紙に印刷されてある。ここ『竹むら』は和風甘味のお店であるが、メニューには「おぞうに」「玉子ぞうに」といった甘くないものもあるので、辛党の方も食べるものがないという事態にはならずにすむので良い。(餅を使ったメニューなので置いてあるのであろう。)ちなみに「おぞうに」は、東京風のすまし仕立てである。粟ぜんざい(1)


注文してから待つことしばし、冬のお目当てである「あわぜんざい」<0が来た。


関東のぜんざいは、材料にやわらかめのこしあんをかけたものであり、全国的に知られた関西風のぜんざいとは違う。(田辺聖子氏の著書「欲しがりません 勝つまでは」によると、関東風のぜんざいのことを関西では「かめやま」と呼んだらしい。)関西風のぜんざい(粒あんのおしるこ)をここでは「田舎しるこ」として供している。こしあんのおしるこは「御膳しるこ」である。

粟ぜんざい(2)

この「あわぜんざい」は、ふかした餅あわにあんをかけ、その上に小豆を数粒乗せたものである。(ちなみにあんの下はこんな風になっている。)脇に添えてあるのはしその実の佃煮である。これがピリッと辛く、甘いものに疲れた舌を休ませ、引き締めてくれる。何と心憎いことをするものよ、と初めて食べたときは感激したものだ。

続きを読む
posted by daydreamer at 22:57| Comment(5) | TrackBack(1) | 東京散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。