2007年07月02日

隠れ家への回帰(其の伍)

さて、『カフェ・デ・ハーフェン』でこれ以上に無いほどに長居をし(それに付き合ってくれるスタッフには感謝を申し上げねばならぬであろう)、スパーケンブルグのデッキをとぼとぼと歩いて『ホテルデンハーグ』に戻ったのは0:00を少し過ぎた頃。
この時間では、ひょっとしたら早仕舞いをしているであろうか・・・・・・と思いながら『ヴィノテーク』前を通ると、豈図らんや扉は未だ開いたままである。これは重畳とばかりに、まるで生まれた川に戻る鮭の如くに『ヴィノテーク』へと“回帰”したものである。

「あ、お帰りなさい」
と、馴染みのバーテンダーが迎えてくれる店内には、時間も遅いこととて客はひとりも居らぬ。
「ありゃ?お客さん居ないんですか??」
「いや、今迄大変だったんですよ」
と、言うのはNさん。
「宴会の子が『エクセルシオール』から団体様を連れてきてですね、今帰ったところなんですよ」
「それはそれは・・・・・・お疲れ様です」
Nさん、2日続きで団体様のお相手をした所為か、少々表情に疲れが見える。
・・・・・・ん?今日は独りでは無かった筈だが?
そこに、Iさんがふらりとやって来る。
「いやぁ・・・・・・今日は暇でしたねぇ。宴会の子が10人一寸の団体様を連れてきてくれて何とか面目は保てましたけど」
「あらま・・・・・・そうでしたか」
バーテンダーお2人は同じ出来事を話しているのである。が、NさんとIさんの話を聞いていると全く違う話の如くに聞こえるのが不思議と言えば不思議であった。

「○○さん、『ハーフェン』どうでした?」
「結構込んでましたですね。花火の後は」
「そうですか。ところで、バイトの子が辞めるって先刻聞きましたけど」
「ええ。6月と7月に1人ずつ辞めるそうですね」
「その後はどうなるんですか?」
「Tさんの話だと、面子の足りない部分は異動と新しいバイトで補充するんだそうですよ」
「やっぱり入れ替わりなんですね・・・・・・」
Nさん、心底疲れきった表情である。
「ですけど、異動してくるS君はもうカードやらルーレットやらを触ってますし、そう考えると全く初めてでは無いですからねぇ」
一応ディーラーデビューもしたことであるし。

Nさん作「オリジナルカクテル」其の弐ともあれ、話をしながらNさんがまたカクテルを作ってくれた。
これは、先のカクテルよりもより“ジュース”の味が強い。
故に、普段の私では受け付けることはあるまい。
が、このときの私は既に酔っ払いである。昼に『とっとっと』でビールを1杯、夕刻に『ヴィノテーク』でカクテルを2杯、その後に『カフェ・デ・ハーフェン』でカクテルを計6杯飲んでいるのである。その為、この甘いカクテルを美味い美味いと飲んでいたのである。
Nさん、これを見て私の酔いに気付いたようである。

「そう言えば、△△さんがお見えになりましたよ」
「あ、そうなんですか?」
「ええ。○○さんに宜しくとのことでした」
「あらら・・・・・・それはそれは。名残を惜しみすぎて申し訳ないことをしたかな?」
△△さんとは、地元ハードリピーターのGさんである。実は、前からこの日に入国する(かも知れぬ)とのメールを頂いていたのである。
Gさんは、体質的にアルコールを一切受け付けぬ。その為、他の場所であればこのようなバーには縁の無い方である。
が、何せこちらのバーテンダー諸氏は引き出しが多いので、ノンアルコールでもそれなりのカクテルを作ることが出来る。増してやNさんのカクテルは、酒が入っていてすら酒を感じさせぬ柔らかい味わいが特徴であるので、女性客にファンが結構多い。
Iさんはそれ以上にレパートリーが豊富なのであるが、何せアルコールで味を締める傾向があるので、口の中ににアルコールの味がしっかりと残る。故に、軽く飲みたいという女性客よりもしっかりと飲みたいという男性客(男女逆もまた然りである)に人気がある。時として・・・・・・というよりもこれは我々限定のような気がするのであるが・・・・・・突拍子も無いものを作ることも無きにしも非ずであるが。
それはさておき、その為、アルコールを受け付けないGさんの如くの客も楽しめるので、この方は『シェヘラザード』と共にここ『ヴィノテーク』もお気に入りで、ちょくちょく顔を出しておられるのである。

この時間、ここで飲むのは1日のクールダウンの意味を持つ。だからという訳ではない(と思う)が、私は、この時間に飲むときには喋りのペースが格段に落ちる。
このときが正にそうであった。
『ハーフェン』で常連Mさんとお会いしてお話したこと、S君の初めてのディーラー振り、Taさんのお茶目な一コマ、そしてTさんが相も変わらず元気にトバしていたこと・・・・・・これらをぽつりぽつりと話す。

グラスが空き、Nさんがもう1杯カクテルを作ってくれる。酔いがしっかりと回った私、最早デジカメを構える気力も無く、それを口に運ぶ。
「大丈夫ですか?それ」
ぼつぼつ片付けものをしながらNさんが聞く。
「ま、大丈夫ですよ。これ位なら」
「それ、先刻より甘いですよ」
「ま、何とかね」
・・・・・・これで、自分が酔っていることが判った。
時間も既に閉店時間を過ぎている。
その為、これで最後にしてチェックをして貰った。
Nさんがキャッシャーのところで伝票を用意し、それに部屋番号と私の名前(『ヴィノ』のお2人は我々のフルネームはおろかHNも承知である。ブログは読んでいないようであるが、ここでのオフ会の度にHNで呼び合うので聞くともなしに耳に入ったものであろう)を記入する。
徒然なるままにふっと振り向くと、壁にワインのエチケットが描かれたパネルがあるのを見つけた。
これは、「ムートン・ロートシルト」のエチケットを集めたものだそうである。
「私の生まれ年はこれですね」
「僕は・・・・・・その近くですね」
と、チェックを終えたNさんと、パネルの話をひとしきり。その間、Iさんは店内の片付けに掛かっている。
このとき、次の帰国の予定をNさんに一寸話した。

離れ難いのは山々であるが、何時までもそこに居るわけには参らぬ。
私も寝なければならぬし、増してバーテンダーお2人には(何時の間にやら1:00になっていたので)既に残業を強いている。
名残惜しいが、扉をくぐり、その場を離れる。
「ありがとうございました」
の声に送られ、『ヴィノテーク』を後にする。
振り返ると、最敬礼して微動だにせぬNさんがそこに居た。

この度もまた、冷や汗とそして感謝を・・・・・・
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2007年07月01日

隠れ家への回帰(其の肆)

「そうそう、僕の友人で韓国人が居るんですけど」
「ふんふん」
「あいつ、あるとき日本人に何か頼まれごとをされたらしいんですね」
「はいはい」
「で、そのとき面倒だし時間も無いし・・・・・・で「I can't speak Japanese!」って逃げたことがあるんですよ」
「ん?その方、日本語出来る方ですか?」
「勿論です。僕と友人付き合いをしている位ですから」
「あ、そうですか・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)
「で、そいつと一緒に歩いてるとですね、僕迄“あちらの国のヒト”に見られることがありましてですね・・・・・・」
以上、Nさんの談話である。
ちなみにNさん、別に韓国語を話す訳では無いそうな。

「今度の「ヴァン・ヴィーノフェア」は1年も続くんですよ」
と、これはIさん。
「ふ〜ん、今までと違って随分長いんですねぇ」
「長過ぎますよ。今回のは」
「でも、まぁ、一応『ヴィノテーク』は“ワインバー”ですからね」
「それにしても、ですよね。それに、ここが本当にワインばっかりになったら、僕、要らないですよね」
「それは・・・・・・どうでしょ?」
「まぁ、そのときにはNさんに1人で頑張って貰うとして・・・・・・」
と、Iさんが視線を投げたその先のNさんは、そ知らぬ顔でグラスを磨いている。

「そうそう、何時か作った「フランシス」、覚えてます?」
「覚えてますよ。あのやたら強いカクテルでしょ?」
「あれ、中身覚えてますか?」
「そりゃ、まぁ・・・・・・確かジンとバーボンですよね」
「しかもジンは「タンカレー」です」
・・・・・・そこ迄は知らなかった。が、「タンカレー」と言えば確か蒸留を繰り返して相当ドライに仕上げられたものであったような・・・・・・。
「そのパンチの効いた味が非常に“男性的”なカクテルなんですよ」
流石に、これを聞いたときにはドッと疲れが出たものである。
そこで、くるっと椅子を回して向こうを向き
「その“男性的”なカクテルをどうして“女性”のワタシに作るかなぁ!」
と、少々声を張り上げた。
そのとき、Iさんは、慌てず騒がず・・・・・・
「いや、僕が作りたかったんですよ」
「・・・・・・」
やれやれ、と、くるりと椅子を戻す。
「この「フランシス」ですけど、『バー・ラジオ』のオリジナルでしてね」
「その『バー・ラジオ』って何処にありましたっけ?名前だけはよく聞くんですけど」
「確か西麻布の方で営業してるんじゃないですか?」
と言われ、インターネットで幾度か検索をかけたのであるが定かではない。ご存知の方がいらしたら是非ともお教え願いたいものだ。

話に興じていたら、何時の間にか18:00を廻ってしまっていた。
「あ!いけない。そろそろ『ハーフェン』に行かなきゃ」
「?」
「あちらのバイトの子が6月で辞めるんで、今日は早くから行くって言ってたんですよ」
「あらら、そうでしたか。では・・・・・・」
と、Nさんが急いで伝票を用意してくれた。
ここでの勘定は部屋付けである。故に、私は伝票に部屋番号とサインを記入せねばならぬ。が、私は右手を痛めて副木を当てている。到底字が書ける状態ではない。
「すみませんけど、書いといて貰えますか?」
「あ、はいはい。お部屋番号は・・・・・・?」
とNさんに言われ、カードキイを提示する。Nさん、それを見ながら必要事項を記入する。
「じゃ、また後で来れたら来ますね」
「はい、お待ちしております」
と、『ヴィノテーク』を後にして『カフェ・デ・ハーフェン』に向かったものであった。
その後の出来事は、「移り行く、されど、変わらぬ愛すべき・・・・・・(其の伍)〜(其の拾)」の記事に記載した通り。
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隠れ家への回帰(其の参)

・・・・・・入ってきたのはNさんであった。
(この方が何時からワタシの“ご主人”になったのやら・・・・・・たらーっ(汗)
「どうも昨日は申し訳ありませんでした!」
と、深々と頭を下げるNさん。
こちらは
「いえいえ・・・・・・」
と、曖昧な笑みを浮かべて茶を濁すばかり。

Nさん作「オリジナルカクテル」其の壱ともあれ、早速Nさんもカクテルを作ってくれた。が、揃え出した材料を見たIさん、私の耳元で
「オレンジ使ってますよ」
と、耳打ちする。
(これは、先にしていた「甘くないカクテルを注文して「ファジーネーブル」が出てきた」という話によるものであると思われる)
「・・・・・・別にいいですよ。甘くなきゃ」
Nさんとて、私が甘いモノ嫌いであるのは百も承知(そして甘いカクテルを飲み始めたときはしっかりと酔っ払っていることも承知)なのである。故に、未だ早いこの時間、甘いカクテルなど出す筈もあるまい。
始めにベースとして用意したのが「バカルディ」であったが、
「Nさん、最初のカクテルに「バカルディ」のゴールドを使いましたよ」
「えっ?本当に?!」
とNさんは慌て、急いでウォッカを取り出す。

・・・・・・ということで、出てきたのがこちらのオリジナルカクテルである。
「えーと、これは?」
「ウォッカとオレンジリキュールとオレンジジュースと・・・・・・甘味はクランベリーなんかで押さえましたオリジナルです」
と、言う。
飲んでみると、フルーツの爽やかさは濃厚に出ているが、甘味はしっかりと押さえられていて殆んど感じられぬ。
「あ・・・・・・甘くない。これ、美味しい」
と、思わず口にしてしまった逸品であった。
シェイカーの蓋部分に残った“味見用”のひと口を、NさんがIさんに押し付ける。Iさん、これを口にして驚いたような顔をする。どうだどうだとばかりに胸を張り、Iさんの方へにじり寄るNさん。そっぽを向き、あらぬ方(カウンターからの出口)へと逃げるようにじりっ、じりっと足を進めるIさん。私は思わず笑い出してしまい、
「2人見てると面白いなぁ!」
「“漫才バー”ですから」
と、澄ました顔でIさんが答える。
漫才バーね・・・・・・成る程、これがこちらの“プラスアルファ”という訳か。(←一寸違う様な気もしないでは無いが・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)

飲む前に、写真を撮った。
この写真を見ながら、話を始めた。
「フラッシュ焚かないとカクテルの色が綺麗に出ないんですけどね、フラッシュ焚くと周りが白ッ茶けたような感じになるんですよね」
と、画像を見せる。
「どれどれ・・・・・・あ、成る程。難しいですね」
と、Iさん。
こちらに掲載した画像でもお解りであろう。Iさんのカクテルはフラッシュを焚かないで撮影した故、全体が赤みを帯びてハッキリと色は出ておらぬ。が、カウンターの様子が写り、雰囲気を出すには良い画像となっている。Nさんのカクテルはフラッシュを焚いて撮影した故、カクテルそのものは良く写っている。が、背景が真っ暗になってしまい、雰囲気自体が今ひとつつかめぬ状態である。
どちらが良いかは私には分からぬ。料理やカクテルなどを“のみ”紹介するには勿論フラッシュを焚いた画像の方が良いのは自明の理であるが、このブログのように取り留めの無い話を書く場合にはあまりカクテルばかりを強調してしまうと全体の雰囲気を見失ってしまうような気がするので・・・・・・。

それはさておき。

「Na君、ここ6月で辞めるんですよ」
「は?Naさんもですか??」
と、ここで驚く話を聞かされる。
(この“Naさん”は、『カフェ・デ・ハーフェン』の前店長である)
「そうなんですよ。で、佐世保市内に店を開くそうで・・・・・・」
「佐世保市内って、確かここにいらしたSさんもお店を持ってるんじゃ?」
「はい。ですから佐世保市内が“元テンボスの従業員”だらけになりますですよね・・・・・・」
私もこれを聞き、思わず絶句。
他に店を開くところは無いんかい?
・・・・・・と、この話をしていたら、ひょんなことから愚弟の話をすることとなった。
「弟も転職組なんですよ」
「そうなんですか?」
「ええ。大学を出て就職したのは良いんですが、何せ給料は安いしボーナスも全く出ませんでしたし」
「・・・・・・それ、言わないでくださいよ」
「?」
「ウチもです」
と、Nさん。
悪いことを言ってしまった。これは、自分のボーナスから何とか工面して近々帰国をせねばならぬであろうか?
「う〜ん、でも、状況が一寸違うかなぁ・・・・・・奴の場合、給料を貰いに行った先でエライサンから「○○君、早くここ辞めた方が良いよ」って言われてましたしね」
「そんなこと言われたんですか?」
「ええ。で、素直にそこ辞めて、アメリカに一寸留学して、今は語学関係の仕事をしてますね」
「あ、英語を生かして」
「まぁ、そういうことになりますね」

「でも、先日の「チューリップ祭」のときは結構お客さん来たでしょ?」
「そうですね。あの時期にお客様がいらっしゃらなかったら、ここ、どうしようもないですからね」
「でもね・・・・・・ワタシ、普段殆んど『トラベルマンコレクション』のTシャツ着てうろちょろしてますでしょ?だから、何か勘違いされたんだかやたらと写真撮影を頼まれましてですね・・・・・・」
「いや、それは頼みやすい雰囲気なんじゃないですか?」
「そんなモンですかねぇ」
「そうでしょう。僕なんかもこの恰好(『ヴィノテーク』従業員のユニフォーム)でしたら頼まれることもありますしお断り出来ませんけど、私服で急いでるときは声をかけられることもありませんから」
「成る程ね」

「ま、でも、ここも外国のお客さん増えましたよね」
「そうですね。こちらにもよくいらっしゃいますね」
「そういうときって、何語を使うんですか?」
「大体英語で通じますよ」
と、これはIさん。
「中国語とか、韓国語とかじゃなくて?」
「あちらの方って、大体日本より語学教育がしっかりしてるんですよ。それに、ここに来る位の方はそれなりの教育を受けた層の方が殆んどですからね。英語で不自由ないですよ」
そう言えば、『カフェ・デ・ハーフェン』のTさんもアジア系であろうお客さんに英語で対応していた、と思い当たった。
「ま、僕は英語も日本語も不自由ですけどね」
と、要らぬ口を挟むNさん。
「・・・・・・たらーっ(汗)
posted by daydreamer at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

隠れ家への回帰(其の弐)

飲みながら、また話を始めた。
「この間ホテルのバーを見てきたんですけどね」
「はい」
「今のホテルバーって、ラウンジ形式になってるところが結構ありますよね」
「あぁ、そう言えばそうですね。純粋なバーになってるところの方が少ないかもしれませんね」
「ああいうのを見てるとですね、これからのバーは“プラスアルファ”を入れていかないと生き残っていけないような気がするんですよ」
確かにそうかも知れぬ。
昨今、ホテルバーのみならず、街中のバーですら“プラスアルファ”を売り物にしているところが結構多い。何せ私の嘗ての行きつけ『S』も実のところイタリアン・ダイニング・バーであるし、その近辺(ということは六本木周辺である)で最近見るのもダーツ・バーやらエアガン・バーやらの飲む以外のオプションや、監獄バーなどの内装や雰囲気に凝った場所があちこちで散見される。片や老舗中の老舗であった『もぐらのサルーテ』のような正統派バーが閉店に追い込まれているところを見ると、最早バーのみの機能では生き残りは難しいのかも知れぬ。
尤も、ことハウステンボス内では(これは私の偏見によるものかも知れぬが)バーらしきバーはここ『ヴィノテーク』のみである。『シェヘラザード』や『グランキャフェ』は、どちらかと言うと古き良き時代の「クラブ」を思い起こさせるような雰囲気を持つし、『オークラウンジ』は文字通りラウンジ、『カフェ・デ・ハーフェン』は一応カジノ風バーであるし、『ムーンシャワー』は未だにライブハウスのイメージが強いのであるから、ある意味『ヴィノ』は貴重な存在やも知れぬと思わぬことも無い。

「そう言えばですね、一寸前に、六本木でエライ目にあったんですよ」
「どうしたんですか?」
「前に行きつけだったところに久し振りに行ったら貸切だったんで、初めての店に入ったんですね」
「はい」
「そしたら、“サッパリした甘く無いカクテルをください”ってお願いしたんですけど、出てきたのがオレンジたっぷりの「ファジーネーブル」で」
Iさん、心底呆れた顔をして
「それ、店間違えたんじゃないですか?」
「でも、看板にはカクテルが最初に書いてあったんですよ」
「その店がですか?」
「そうです。で、挙句の果てに“ウチはハードリカーが得意で”って言われましてですね・・・・・・」
「それはまた・・・・・・」
「んで、私ウイスキー飲めないんですけど(『ヴィノ』のお2人も私が赤ワインとウイスキーを苦手としているのはご存知である)、お茶濁すつもりでウイスキー飲んでたんですよね」
最早Iさん、言葉も出ずに苦笑い。

「昨日、『ハーフェン』のMさんが異動したそうで『グランキャフェ』に行ったんですけどね」
「誰ですか?それ。一寸体格のいい奴かな?」
「いえいえ、一寸ヒョロッとした感じの如何にも“田舎のおニイちゃん”的な雰囲気の方で」
「そうなんですか?誰だろ??」
「ま、その方がいらっしゃるってことで、『ハーフェン』のバイトのコが『グランキャフェ』に連れてってくれたんですけどね。あそこ、高いですよね」
「まぁ、ね。あの店は高級感が売り物ですからねぇ」
「って言っても、流石に「スプモーニ」1杯で¥980ってのはね・・・・・・」
「でも、ここでも込み込みで¥1,158位で・・・・・・あ、そうか」
Iさん、『ヴィノテーク』がホテルバーであるのを忘れていたようである。ホテルバーの場合、単価にサービス料10%が加算され、それに消費税が付くので、実際の単価は思ったよりも安いのである。

ここで、『グランキャフェ』の「M&Cローズ」の話もする。それも、前日撮ったデジカメの画像と共に、である。
が、この話までしてしまうと長いので、これは後程画像と共に書かせて頂くことにする。

短い時間であるが、話は尽きぬ。
尤も、これは早い時間であったが故の“貸し切り状態”であったので出来たことやも知れぬ。
「あ、ご主人がいらっしゃいましたよ」
とのIさんの言葉。振り向くと・・・・・・。
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隠れ家への回帰(其の壱)

私には、ハウステンボスでの“行きつけ”(断じて“常連”と言われる程には通ってはおらぬ)のバーが2軒ある。

1軒目は、先に長々と記事を書いた『カフェ・デ・ハーフェン』。
ここには、気が向くと開店直後(18:00)から閉店間際(0:00)迄の長時間を過ごすことが多くある。これは、何せ安い(此れだけの長時間を過ごし、また、その間グダグダと飲み続けていながらも勘定が5桁に達したことは1度も無い)ということと、スタッフが若いので気安い雰囲気が強いということが理由に挙げられるのではないかと思う。
リニューアルオープン時とスタッフが若干入れ替わるということであるが、それでも、1年もの歳月をかけて培った雰囲気は変わらぬ。この雰囲気が好きで入り浸ること早1年にも達する(そう言う割りに回数が少ないのはご愛嬌である)私にとっては、アミューズメント施設よりも寧ろアミューズメント性が高いと思われる場所なのである。

そして2軒目が、ここからの舞台となる『ホテルデンハーグ』のメインバー『ヴィノテーク』である。
そもそも私が「“ハウステンボスのバー”で1人で飲む」という楽しみを覚えたのがこのバーであり、また、常宿としているのが『ホテルデンハーグ』であるので、「寝しなに一寸1杯」が出来ること、また、羽田発最終便での帰国が何のかのと言って多い所為で「夜食(夕食)処」としての活用が出来るという、誠に便利な場所なのである。
元々こちらは「ワインバー」である故、赤ワインを殆んど受け付けなくなった今、こちらでワインを頂くことはめっきり減ったものの、白ワインは大好きである故、偶にワインを楽しむことがなくも無い。が、複数のバーテンダーによるカクテルを楽しむのも、この店での至福のひとときであると言い切ってしまっても過言では無い。

前置きが長くなった。それでは、本題に移らせて頂こう。

『ヴィノテーク』の開店は、『アムステルフェーン』各店舗よりも1時間早い17:00である。故に、私は先ず“その日の最初の1杯”を、ここ『ヴィノテーク』で頂くことが多い。
この日もそうであった。
前日、21:30頃にこの店を訪れたとき
「どうです?」
「すみません。今日は一寸・・・・・・」
と、団体客を迎えた馴染みのバーテンダーNさんの泣きそうな引きつった顔を見て
「じゃ、また明日来ますね」
との言葉を残し、部屋に戻ったのは『移り行く、されど、変わらぬ愛すべき・・・・・・(其の肆)』と題した記事に記載した通り。
その言葉通り、翌日の17:00丁度に、私は『ヴィノテーク』のドアをくぐった。15:00より1時間かけて『ティークリッパー』にて「アフタヌーンティー」と格闘し(普通は“楽しみ”と申すところであろうことは重々承知の上で“格闘し”という言葉を使わせて頂くがご了承あれ)、とうとう頭痛を起こして部屋で引っくり返り、薬を飲んで1時間近く眠った後である。何でも良いから口にして、胸焼けを少し治めようという魂胆があったのは、こちらの話。

開け放たれたドアをくぐると、店内には未だ客は居らず(開店直後であれば当然の話でもあろうが)、カウンターの中に居たのも、これまた馴染みのバーテンダーIさんただ1人。Iさんは、カウンターにグラスをずらりと並べ、いつもと違うエプロン姿でグラスを磨いているところであった。
「いらっしゃいませ」
「こんばんは。こんなにグラスを並べて、また、何か集まりでもあるんですか?」
「いえいえ、今日は未だ早いんでグラスを磨いていただけですよ」
「あ、成る程ね」
「ま、どうぞ、お掛けください」
と勧められて、カウンター席へ腰を下ろす。
ここで好んで腰を下ろす席は、入口から3〜4番目の席である。
「昨日も一寸だけ顔を出したんですけどね」
「あ、聞きました。申し訳ありませんでしたね。10人位でバタバタしてしまったようで」
「いや、大変そうでしたよ。Nさん泣きそうな顔をしてらっしゃいましたし」
「Nさん、カクテルを覚えてないからですよ」
と、バーテンダー経験の長い(聞くところによるとアメリカまで武者修行に行ったこともあるそうな)Iさんはバッサリ。
「ちゃんと覚えていればあの位の人数でいっぱいいっぱいになる筈も無いんですけどね」
「まぁ、Nさんは元々こちらの仕事をなさっていた方じゃ無いんだし・・・・・・」
「でも、そう言いながら5年も経つんですよ!」
「あ、そんなに経つんですか・・・・・・」
いやはや、この仕事に対して“師匠格”に当たるIさんの手厳しいこと。こう言われてはNさんも形無しである。
・・・・・・とは言え、こちらに立っていたバーテンダー諸氏は、Iさんにしても前任のSさんにしても助っ人で来ていたYさんにしてもはたまた“『ハーフェン』の姐さん”ことTさんにしても若い頃からこの仕事をして来られた方である(Tさんはバイトの頃から『ジャックポット』に入り、その後幾つかの部署を転々としてから『ジャックポット』『シェヘラザード』『グランキャフェ』を経て現在の『カフェ・デ・ハーフェン』に落ち着いたと聞いたことが・・・・・・)ので、それよりもずっと遅くこの仕事を始めたNさんに対してちょいと酷かとも思われたのであるが・・・・・・。

「ダイキリ」ミストスタイル何も無いのも間抜けとばかりに、取り敢えず、カクテルを作って貰った。
お任せでお願いすると、直後からガリガリガリ・・・・・・と、足元で大音響が響く。
「な、何ですか?この音」
砕氷機であった。
待つこと数分、出てきたのがこのカクテル。
「これは、何ですか?」
「「ダイキリ」ってカクテルがありますよね」
「はい」
「それをクラッシュアイスのグラスに入れた“ミストスタイル”です」
成る程。
涼しげな景色が、暑いその日の気候にピタリと合っている。
使われているラムは「バカルディ」のゴールド。強めのラムの味が、また、夏気分を盛り上げてくれるものである。
・・・・・・梅雨の真っ只中だろう、という“お約束のツッコミ”はこの際控えさせて頂いて。
posted by daydreamer at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

BIRTHDAY COCKTAILS(『ヴィノテーク』編)

幸せをありがとう 温もり届きました
何よりあなたが元気でよかった
宝物をありがとう 思い出届きました
生まれてきて良かった・・・・・・

(さだまさし「Birthday」より)

本日、無事(?)に3X歳の誕生日を迎えた。
この歳になると、誕生日は、只嬉しいと言うよりも生かされて来たことへの感謝の思いを噛み締める、という趣になるようである。そして、周りの心遣いが非常に嬉しく感じる、と言う日でもある。

先週のハウステンボスへの帰国では、様々なBirthday Presentを貰った。

先ずは、ひとり切りにして放って置いて頂けたこと。大概の帰国ではどなたかからの連絡があり、ご一緒に過ごす時間を持つのであるが、今回は当方の我儘によりひとり切りのまま、過ごさせて頂いた。
意識したことは無いが、私は、どうやら他の方がご一緒であると気を使い過ぎてしまうことが度々あるらしい。その所為か、ご一緒の時間を過ごした後は、楽しかった反面ぐったりと疲れ切ってしまう。11月の帰国など、その典型である。(楽しい時間を過ごしたことに変わりは無いのですが)
それだけに、此度の配慮は嬉しいものであった。

次に、“行きつけ”にしているバー2店舗での心温まる「Birthday Cocktail」のプレゼントである。
今回、『ヴィノテーク』でいつものNさんと助っ人のYさん、『カフェ・デ・ハーフェン』でTさんとMさんよりそれぞれカクテルを頂いた。
これは、本当に嬉しいものである。
定番のカクテルの枠に飽き足らず“私に飲ませる”ということだけに絞って考えられ、作られたカクテル。味の好みを知り尽くしている(方ばかりでは無かったが・・・・・・)方だけに、大変に嬉しく飲み干してしまったものである。
この嬉しさは、是非みなさんと分かち合いたいものである。そこで、頂いた「Birthday Cocktail」の数々をご紹介してみよう。

前置きが長くなったので、先ずは『ヴィノテーク』で頂いたカクテルから。

Birthday Cocktail by Nさん最初に頂いたのは、お馴染みのバーテンダーNさんに作って頂いたカクテルである。
イチゴのリキュールを色付けに使って華やかさを出し、スパークリングワインで満たした一品である。使用したスパークリングワインは、夏の「スパークリングワインフェア」でお勧めされ、その美味さに瞠目した「フェラーリ ペルレ」。
辛口の中にほんのりと甘味が潜み、飲み易さであればスパークリングワインを単体で飲むよりも遥かに勝る。口中で弾ける炭酸が舌を、喉を刺激し、もっと何かを口に入れたいと思うものであった。
(恐らく「これからクリスマスディナーを頂く」と言った言葉により、このような味を選択したものであろう)

Birthday Cocktail by YさんBirthday Cocktail by Yさん(フラッシュ)次に、助っ人として『ヴィノテーク』に来ていたバーテンダーYさんより、こんなカクテルを頂いた。
ベースは「DITA」(ライチのリキュール)で、これにイチゴのリキュールや青リンゴのリキュールを加えて作ってある、誠にフルーティーで色鮮やかな一品である。
リキュールがメイン、ということで、実は(甘いモノ嫌いの)私は恐る恐る口に運んだのであるが、フルーツの味がとてもよく効いていて、思ったよりもサッパリと飲めたのが意外であった。

『ヴィノテーク』のカクテル
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2006年07月30日

「違う違う、フリットミスト!」

話は更に前後する。
『発見!7チェキゲーム』を終了したのは、先だっての帰国の初日の18:00頃。
その後、私はGさんと連れ立って私の部屋に向かった。目指すは私の部屋の《シャワー》だったりする。・・・・・・というのも、その日は真夏と紛うばかりの暑さで、ふたりとも汗びっしょりになっていたのである。加えて、肌の弱い私には縁が無いのであるが並みの身だしなみをしておられるGさんは化粧直しが必須であったのだ。その為、今回宿泊をなさらぬGさんは、私の部屋でシャワーを浴び、化粧を直して着替えをすべく一緒に“常宿デンハーグのいつもの部屋”へと足を運んだのである。

洗面所では、先ずは私が冷水で顔を洗って火照りを鎮め、Gさんと交代した。Gさんがシャワーを浴びている間に汗拭きシートで首筋や胸元、腋の下などの必要最小限の汗を拭い、着替えをした。
その後、身繕いをして出てきたGさんと共に夕食をしたためるべく『ヴィノテーク』へと向かった。

『ヴィノテーク』のカウンターにいらしたのはNさんであった。
スパークリングワインフェアメニュー折から開催されていた「スパークリングワインフェア」(メニューの中のスパークリングワインから2杯を選ぶものである。この中には、ノンアルコールのものも含めて6種類のスパークリングワインが用意されている)のメニューを示されたものの、私にはどれがどのようなものであるのかサッパリ判らぬ。そこで、私の好みを把握しているNさんに頼み、飲み物を選んでもらった。
「今回のものは、全部辛口なんですよ」
「へぇ・・・・・・イタリアのものは甘いようなイメージがありますけど」
「そういうのが多いんですけどね・・・・・・今回のはお勧めですよ」
QUINTA DOS ROQES BRUT ROZEなどと会話をしながら選んでもらったのは、ポルトガルのもの(これだけがロゼなのだそうな。珍しいし面白いから、とは選んだNさんの弁。写真のスパークリングワインがそれである)とイタリアのもの(残念ながら暑さにボーッとしていた為この写真は無い)であった。どちらもきりりと冷えており、ビールほどに炭酸もきつく無いので、暑い気候には最適であったように思う。

G'sノンアルコールカクテルPart1G'sノンアルコールカクテルPart2ちなみに、こちらはGさんが飲んだノンアルコールカクテルである。アルコールが飲めなくて甘い味・酸っぱい味を好み、尚且つ可愛い物好きのGさんの好みをよく把握なさっておられるものだとつくづく感服したものだった。


生ハムとフルーツの盛り合わせで、“夕食”の方であるが、まずはこちらをGさんがオーダーした。「生ハムとフルーツの盛り合わせ」である。フルーツを敷き詰めた上に生ハムを惜しげもなく被せてある一品である。フルーツは、「パイナップル・キーウィフルーツ・パパイヤ・メロン」をひと口大に切ったものが敷き詰めてあったのだそうである。

夏野菜と足赤海老のフリットミストそして、こちらが私のオーダーした「夏野菜と足赤海老のフリットミスト」である。こちらは、場内ホテルのバーおよびラウンジで提供されている「ビアフレンズ」の内の一品である。“夏野菜”は下に見えるカボチャとアスパラガス、長崎産の足赤海老と、その他にキスとゲソのフリットがあった。
フリット(フリッター)というと、ホットケーキミックスの溶いたが如き分厚い衣を付けたものと、ほんの僅かに衣がかかった薄付きのものと2種類がある。写真でご覧頂いている通り、こちらのフリットは後者である。幾度か申し上げたように思うが、長崎の魚介類の美味さは筆舌に尽くしがたいものがある。それを存分に味わうためにも、薄い衣を選択したのは正解であると言えよう。
これには、レモンをたっぷり絞りかけ、塩のみをつけて食べた。夏向きのさっぱりした食べ口になったように思う。

野菜のサンドイッチ外は暑い盛りである。食の細い(というよりも一度に多くを食べない)Gさんはもとより、私ですら食があまり進まぬ状態であったので、この後は「野菜のサンドイッチ」を一皿取り、二人で分けて食べた。千切り野菜をマヨネーズ系のソースで和えたものも良かったが、トマトときゅうりのサンドイッチがことに美味であった。

ところで、今回のこのフードメニューのオーダーの際、我々を爆笑させるとある状況に出くわしたのだ。

その状況とはこのようなものであった
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2006年07月24日

アタシの所為かい?

3連休の中日のことである。

久しぶりにお会いした旧知のMさんと連れ立って『カフェ・デ・ハーフェン』へと向かった。そこで、Mさんと遅れて合流したChさんとお連れ様、カウンターの中の旧知のTさんも交えて楽しく盛り上がったのであるが、その中でMさんが
「あなたの所為で随分迷惑を被っている」
としきりに繰り返す。・・・・・・が、私には何のことやらさっぱり判らぬ。重ねてMさんに問うと、『ヴィノテーク』へ行けば事の次第が判明すると言う。取りあえず、座を『ヴィノテーク』へ移した。

『ヴィノテーク』では、やはり旧知のIさんが何とも言えぬ微笑を浮かべてカウンターの中に立っていた。何のことやらさっぱり判らぬままに怯える私に先ず出されたのは「フランシス」というウイスキーとジンを混ぜた強いカクテル。ひとくち飲んでガツンと来る強さの程を確かめた後、アマレット(これ自体結構甘い)を入れてどれほど飲みやすくなるかを確かめた。
「これが本番です」と、2杯目に出されたカクテル。真っ赤な色をしており、スノースタイルが少々不気味である。匂いを確かめてから、思い切って口にしてみた。

飛び上がった。ふらふら

口から火を吹くようである。
カウンターのIさんが、手にしていたモノをそっと私の前に置いた。それで、合点がいった。
置いたモノは、私がかつて京都土産にとGさんに差し上げた「日本一辛い黄金一味」である。モノがモノだけに、確かにこれは消費するのもしんどいことであろう。聞けば、Mさんは来ればこの一味を使ったカクテルを飲み続けておられるそうだが、見た目にはほとんど減ってはおらぬ。カウンターの中と外で話すのを聞いて、思わず頭を抱えてしまった。

・・・・・・それにしても、これは私の所為か?むしろ元凶はGさんのような気がするのだが・・・・・・。(ちなみにGさん、己の所行を棚に上げ、これを使ったカクテルを飲まされたときには真っ赤になって怒ったのだそうな・・・・・・(-.-;)

尚、このカクテルの「中」には「黄金一味」は入ってはおらぬ(そもそも「黄金一味」には色は付いていないのである)。辛かったのはスノースタイルの方に「黄金一味」が混ぜてあったが故である。
カクテル自体はあご出汁を使った誠に美味なカクテル(?)であった。そして、Mさんのカクテルのスノースタイルはタバスコが混ぜてあったのであった・・・・・・。たらーっ(汗)
posted by daydreamer at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月23日

やっぱり・・・・・・ワインなど

前回の記事では変り種として「ワインバーのカクテル」をご紹介したが、今回はストレートにワインの話をしてみよう。


シャトー・ベイシュベル


ワインバー『ヴィノテーク』では、冬の催しとして「FIERD of  DREAM〜格付けワインとセカンドワインの飲み比べ〜」が開催されている。
(夜食処として利用している所為か、私のところにも『ヴィノテーク』からのお知らせが時折郵送されてくる。・・・・・・尤も、今回の場合は11月の帰国の折手渡されたのだが。
折角お知らせを戴いたのだから、といつものように夜食を戴く際に一緒に注文してみた。


「ワインは良く解らないので、何かオススメしたいものがあれば・・・・・・」
と頼んだところ、出てきたのがこの「CHATEAU BAYCHEVELLE(シャトー・ベイシュベル)」であった。聞けば、このワインが一番早く作られたため、他のものと比べて味が良いのでは?と思われるのだとか。(私がこよなく愛する日本酒とは評価の基準が少々違うようである。日本酒も、古酒に素晴しい酒があるとは言え、キリッと締った味を楽しむのであれば新酒に勝るものなし、と言うことも多いので。・・・・・・と言うよりも、古い酒は日本の風土では酸っぱくなってしまい、味が格段に落ちるのである。)


まず、格付けワインを飲んでみた。
芳香が、鼻に抜けた。
味は、ズシッと押さえつけるような重さがまず舌を直撃したように思う。が、渋みはその割には強くは感じなかった。むしろ穏やかに感じたのである。舌のあちこちを様々な味(酸味や少々の甘味すらもあった)が刺激していく。
それぞれの好みもあろうが、私は美味い酒であると思った。


次に、セカンドワインを飲んでみた。
爽やかな香りが、鼻に抜けた。
こちらは、ワインを飲みなれぬ私には「飲みやすい」と感じられた。酸味と甘味が格付けワインよりも際立っており、渋みはほとんど感じられなかった。
これも好みがあろう故様々なご意見があろうかと思うが、格付けワインとはまた違った美味い酒であった。

私はワインを知らぬ。
故に、感想はコレが精一杯である。
最後にひと言だけ言わせて戴こう。
どちらも美味い酒だった。

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posted by daydreamer at 23:46| Comment(2) | TrackBack(1) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

ワインバーのカクテル

ハウステンボスには『ヴィノテーク』というワインバーがある。
・・・・・・とは言っても、ワインだけを出されるような偏屈なバーではなく(本当にそういう処もある。無論私は二度と利用しないが。)、頼めばカクテルもウイスキーも出てくる、ごくごく気さくなバーである。また、流石ホテル内のバーだけあってフード類も結構豊富であるので、夜遅くに到着することが多い私にとっては格好の夜食処になっていたりするのである。


今回の帰国では、ここでオフ会があった。
この度私は参加せず、似非ライターの「C」が参加した。そこで美味いカクテルを呑んだと聞いたので、奴に先立ってご紹介などしてみよう。


カクテル1


これは、白ワインを戴いた後、デザートカクテルまでの“つなぎ”で戴いたカクテルである。
ジンベースで、鮮やかな色はブルーキュラソー。ライムをふんだんに入れて酸味を付け、キウィフルーツのシロップで風味付けをしてあるそうな。
味は、ライムが本当に良く効いていて、サッパリ好き・酸っぱいもの好きにはたまらないとのこと。それまでに少々胃を酷使しすぎ、頭も体もボーっとしていたのだが、これを戴いて口中も脳もすっきりと働きだした由。一気に飲んでしまうのが勿体無くてちびりちびりと呑んでいたら、コレを作ってくれたバーテン氏(名前をついぞ存じ上げなかった方である。どなたかご存知ありませんか?)が心配そうに味を聞いてこられたとのことである。


カクテル2


で、これがメイン(?)のデザートカクテルである。
下に見える白っぽい層は「ごまプリン」である。
で、今回はレシピの詳細を聞かなかった(聞けなかった?)のであるが、味のメインはスイカのリキュールであった由。甘いカクテルは、それこそジュースやクリームの甘さが鼻につく場合がしばしばあるのだが、これはフルーツがベースであるのでそれほどしつこい甘さではなく、甘いものが苦手でもそこそこイケたようである。上の層がフローズンであったのも、サッパリ感を増すものであっただろう。

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posted by daydreamer at 23:28| Comment(0) | TrackBack(1) | Vinotheque Story | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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