2008年11月22日

兵士の手紙ときよしこの夜(其の参)

『富屋食堂』から『特攻平和会館』迄はタクシーで5分。だが、『富屋食堂』で妙に敬虔な気分になった私は、この間を歩くことを選んだ。
降りしきる雨の中、とぼとぼと歩いた。時に雨水に足を滑らせながら、ひたすらに歩いた。寒さがあった筈なのだが、到着したときには大汗をかいていた。
しかし、思えば歩きを選択していたが為に見えてきたものがあったのではないかと思う。特に、途中に数多く立っていた灯篭をひとつひとつ見ることが出来たのは大きな収穫であったと思う。このひとつひとつにどれ程の思いが込められているのだろうか・・・・・・。

知覧特攻平和会館
『知覧特攻平和会館』は、特攻隊(特別攻撃隊)の遺書や遺品、関連の品々を展示している場所である。ここでは様々な書籍も購入出来、遺書などは改めて読み返すことが可能である。また、検索システムにより遺書や隊員の情報を捜すことも出来る。

ジャプラン隼敷地内に入ると、先ず目に付くのは特攻機として使用された(ものを復元した)「ジャプラン」と「隼」であろう。現に私もこうしてカメラに収めたし、雨模様の天候にも拘らず記念写真を撮る方々を幾組も見かけた。
尤も、当の隊員たちにとっては、この記念写真は当惑する光景であるのやも知れぬ、と帰宅してから思った。当人達にとってはこの飛行機は自らを死出の旅路へと導くものであったのだから・・・・・・。

三角兵舎(外観)三角兵舎(内部1)三角兵舎(内部2)
『知覧特攻平和会館』の入口を潜る前に、その横に復元されている『三角兵舎』を見学した。これは、特攻隊員が知覧に到着してから出撃するまでの間の宿舎である。『三角兵舎』という名は、擬装の為に屋根のみを地上に出した形式による。
この兵舎を見たときに、その粗末な造りに呆然としたものである。確かに彼らは特進した将校であり、その前進は学徒出陣や少年飛行兵といった年若い兵士達ばかりであるのだが、せめて寝具なりともう少し調える訳にはいかなかったのか、と思われてならない。わら製の煎餅布団にバラック立ての掘っ立て小屋が終の棲家になったとは・・・・・・。

館内では、更に涙を誘われる展示を数多く見た。
冒頭の記事に書いた「兵士の手紙ときよしこの夜」で取り上げられた遺書も実物を見た。新妻を思い母に託した手紙、出撃間際の感慨を詩的な文章にした遺書の一項、幼い頃から一心に愛してくれた継母にどうしても口に出来なかった「お母さん」の言葉を遺したノートの走り書き。
特に最後の遺書はCDで聞いていた頃から涙したものである。私は女である故に遺された母上の気持ちに近くなっていたのであろう。わだかまりを洗って出撃した兵士よりも、「お母さん」の言葉を遺された母上の思いは如何許りであったか、と思う。そして、それ程迄に彼を愛した母上であれば、「お母さん」と呼ばれるよりも生きて帰ったその身を抱き締めたいと思われたに相違ない。

展示を見学していると、フィルムの上映がある旨館内アナウンスが入った。折角の機会である故、視聴覚室へと向かった。
そこで上映された記録も、涙無しには見ることが出来ぬものであった。中には『富屋食堂』で見たエピソードも1・2含まれていたようであったが、多くは寡聞にして知らぬことばかりであった。幼子を遺して出撃した兵士のカタカナ書きの遺書が読み上げられたときには、頬を滂沱の涙が流れた。あちこちでハンカチを取り出したり、嗚咽が漏れたりする様子も見受けられた。

様々な資料を見たり聞いたりしたところ、矢張り隊員のよりどころや最期の言葉は家族(殊に母上や子ども達)に宛てられているのだな、というのが印象に残ったものである。最後の最後は愛しい者への思い、そして彼らを守りたいという思いが隊員を出撃させていたのかも知れぬ。

とこしえにやすらかにこれら2体の銅像は、復元された特攻機と同じ場所に据えられた、特攻隊員と彼らを送った母上や奥様をモチーフにしたものである。隊員をモチーフにしたものは「とこしえに」、母上や奥様をモチーフにしたものは「やすらかに」という名が付いている。
「とこしえに」「やすらかに」どうぞ眠って欲しい。そして、このような哀しみがこの地球上の全てから無くなる様、自分に出来ることを考えてみたいと思ったものである。いみじくもさだまさし氏が『夏 長崎から』で言い続けた
「自分の大切な人の笑顔を思い出して欲しい。そして、その笑顔を守るために何が出来るかを考え、実行して欲しい」
という言葉の如くに。
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2008年11月19日

兵士の手紙ときよしこの夜(其の弐)

「知覧武家屋敷群」より歩き始めて程近く。
幾人もの人が、道路沿いの一軒の建物で足を止めていた。
近付いて見てみると、そこは映画『ホタル』で知られるようになった特攻隊所縁の建物『富屋食堂』であった。

富屋食堂

『富屋食堂』は、嘗て軍の指定食堂であった。
経営者の鳥浜とめ女史は、特攻隊員達に母の如く慕われた方である。既に亡くなられて10数年が経つそうであるが、この方のエピソードは映画『ホタル』や『俺は、君のためにこそ死にに行く』などに詳しい。

今、此処『富屋食堂』は、食堂として営業している訳ではない。特攻隊員の遺品や証言をパネルにしたものを展示する、特攻隊の資料館のようになっている。映画『ホタル』を切っ掛けに復元されたようであり、現在の名称も『ホタル館 富屋食堂』となっている。

入館料を払って中に入ると、中にはたくさんの方が居られた。
難しい顔をしている方も、鼻を啜る音も見えたし、聞こえた。
私自身、ハンカチを手放すことは出来なかった。
様々なエピソードが、そこにはあった。
賛美する気は毛頭無いが、目を逸らし、否定する気も無論無い。

富屋別館昼時を過ぎていたこともあり、流石に空腹を覚えた。
そこで、『富屋食堂』から程近い場所にある『富屋別館』へと向かった。ここにはカフェがあり、簡単な食事を摂ることが出来る。また、カフェの中には土産物が数多く置いてあり、『富屋食堂』にまつわる品や特攻にまつわる品、知覧やその周辺の名産などを購入することも出来る。

黒米カレーセットそこで、「和風カレーセット」¥1,500(?)を食した。黒米を炊き、そこに玉葱・人参・薩摩芋を煮て作ったカレーを掛けたものである。
当時、隊員達が食すことが出来たものとは雲泥の差があろう程に美味いものであったが(それはそうであろう。当時のカレーでは現在の我々は水っぽいとか粉っぽいとか言い出しそうなものであろうことが想像される故)、薩摩芋に鹿児島の地に思いを馳せ、店内で上映されている『俺は、君のためにこそ死にに行く』の映像を背で感じながら涙を堪えつつ感慨にふけったものである。

ちなみに、食事の向こうに見えるドリンクは単なる「サイダー」である。が、知覧は茶の産地故にサイダーに名産の茶をブレンドした「茶イダー(チャイダー)」なる飲み物がここのカフェにはある。
彼の折には何の気なしに「サイダー」を頼んだが、今思えば「茶イダー」を飲んで置けば良かったかと後悔すること仕切り。
何時か、又知覧を訪れて此度行くことが適わなかった場所共々「茶イダー」も味わってこねばなるまいな。
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2008年11月16日

兵士の手紙ときよしこの夜(其の壱)

此度の鹿児島旅行では、訪れたい場所があった。
知覧である。

昨今、大河ドラマ「篤姫」ブームで知覧武家屋敷群を訪れる観光客も多いそうな。そして、庭園をのみ拝見する形式に驚き、そそくさと後にする方も多かったようである(但し、私の見るところでは、と言う範囲である)。
しかし、私が行きたいと思ったのは其処では無い。
昨今ガイドブックにも掲載が見送られているようなきらいがある『知覧特攻平和会館』が、私の目的地であった。

私が、知覧の地が特攻隊所縁の地と知ったのは「銀翼(つばさ)」という漫画が元であった。
書店で偶々(本当に、偶々・・・・・・)手に取り、何の気なしにレジに運んで精算を済ませた漫画であった。真逆にこれが基でその後其の地を訪れるということなど思いもしなかった。
が、読み進むにつれ、目が離せなくなった。頁を捲る手も止まるところを知らず、何時の間にやら読破していた。それからも幾度も繰り返し読み、今では漫画の場面のそこかしこが思い出せるようになった程である。

次なる切っ掛けはさだまさし氏のアルバムである。
「さよならにっぽん」というアルバムがある。
この中で、「兵士の手紙ときよしこの夜」というタイトルの「頁」がある。戦後50年という節目の年でもあり、さだ氏が提唱して今はNPO法人となった「PIACE SPHERE 貝の火運動」を開始したばかりの年でもあった故に収録されたものであろうか?
これは、歌ではない。さだ氏も歌いはせず、その代わり旧陸軍特攻隊員の遺書を3通朗読している。無論のこと、遺族の許可は取り付けてのこと。其の何れもが万感胸に迫る思いがしたものであるが、最後の18歳で出撃戦死した少尉の遺書は涙無くしては聞くことが出来ぬものであった。幾度、この朗読を聞いて涙したことであろう。

今回の訪ないで彼らをこの目で確かめることは適わぬやも知れぬ。が、せめて彼らの近くで“特攻”を確かめてきたい。
その思いの故に、『ミディ・ソレイユ』のディナーを堪能した翌日、知覧へ向かうバスに乗った。話の種になるやも知れぬと「知覧武家屋敷群」の庭園を見学し、いよいよ目的の“特攻”所縁の地へと足を踏み出した。
折から、外は雨。
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2008年11月11日

真昼の太陽(其の陸)

ゆるりと楽しんできた至福のときも、そろそろ終わりに近付いてきた。メインの皿が下げられ、テーブルクロスのパン屑もさっと取り去られる。

チーズ次に運ばれて来たのは「フランス産ナチュラルチーズ」である。
「チーズはハードタイプ・ブルーチーズ・ウォッシュタイプの3種類をご用意しました。ハードタイプは◎※&$*#(聞き取れなかった)、ブルーチーズはゴルゴンゾーラ、ウォッシュタイプはリヴァロです。リヴァロはレーズンと一緒にお召し上がりください」
リヴァロとは懐かしい。これは、嘗て『エリタージュ』の「チーズ講座&ランチ」で話を聞き、その後の昼食会で頂いたものである。
チーズ好きの私は、無論のこと喜んでチーズを食した。或いはバケットに載せてカナッペ風に、或いは本当にレーズンと一緒に、或いはそのままでそのものの味を楽しんで。ハードタイプのチーズは癖がなくて食べ易く、ゴルゴンゾーラはこの中では一番風味も塩気も効いていたようでワインを飲み干すのに一役買い、リヴァロはレーズンの甘味と一緒に食すと風味や味が一層引き立つようであった。

「私達、今回とっても楽しみにしてたんですよ」
ふと、そう言葉がかかった。
「楽しみ、ですか?」
「はい。○○様はハウステンボスの常連のお客様だと伺ってましたので」
「(そのようなことを言った覚えは無いが・・・・・・たらーっ(汗))はぁ、そうですか」
「ええ。よくお見かけする方で、28歳位の方だと」
「・・・・・・えーっと、私は年末に3Xになりますが」
「え?そうなんですか??」
「・・・・・・そうですけど」
ここまで違うとトンデモナイ程のサバ読みである。こちらが却って驚いてしまった。・・・・・・が、顧みるに『ジャックポット』のT姐さんと年齢の話をしたときも今ではハウステンボスであまりお見かけしなくなったOさんの初対面の折も「28歳」と言われて呆然としたものである。とは言うものの、最近読んだ本の中にも“アラフォー”と呼ばれる年齢の方が「28歳」と行った先の飲食店の店員に言われて喜んでいるという件もある。そうなると、「28歳」というのは我々の世代に対するリップサービスの定番なのであろうか?
(ちなみにT姐さんの場合
「えーっ!アタシより下かと思ってた!!」
と迄のたまってくれたのである。ここまでいけばご立派と言うより他は無いが)
それに、ハウステンボスによく行くとは『Happy Aperitif in Tokyo 2008』の折にお会いしたムッシュやY総支配人にも言わなかったことである。一体何処で聞いたのであろうか?何せホテルズは然程利用しない筈の私である故・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)

チーズを食し終わり、そろそろ満腹感を味わっている頃に、いよいよ問題のデザートである。甘いモノが苦手であると伝えたときから様々な知恵を絞って頂いていたのであるが・・・・・・さて。
デザートデザートの「爽やかなフルーツの盛り合わせ」である。
「本来ならワゴンサービスでデザートをお持ちするところですが、○○様は甘いものがお好きではないということでしたので、フルーツの盛り合わせに変更させて頂きました」
「ありがとうございます」
昼の相談の電話は正にこのデザートのこと。
「デザートにはフルーツの盛り合わせをご用意させて頂きたいと思いますが宜しかったでしょうか?」
「ありがとうございます。宜しくお願いします」
というのが“簡単な打ち合わせ”の内容であったのだ。
フルーツは、よく冷えていた。
さっぱりした甘味も充分であった。
仄かに酸味も効いていた。
これ以上に無い爽やかなデザートに、大満足であった。が、私の為にこれだけの種類のフルーツを用意するのは容易ではなかったであろう。
「フルーツの甘味は大丈夫なんですか?」
「嫌味じゃないし、しつこくないですからね。果物は好きですし」
「じゃあ、洋梨なんかをカラメルで煮たのはどうですか?」
「キャラメリゼしたものですか・・・・・・あれは一寸苦手ですね。あれは果物の甘味とは違うでしょう」
「お菓子みたいですもんね」

『エリタージュ』と『ミディ・ソレイユ』のデザートを並べて比較すると、『エリタージュ』が変化球ならば、『ミディ・ソレイユ』は直球勝負といったところであろうか。
尤も、どちらも夫々に凄さを見せ付けられたかの如くの思いがした。
何せ“変化球”の場合は技巧の数々が無ければ形にならぬし、“直球”の場合は素材に余程の自信が無いと出来ぬ芸当であるし。何れも一級品の腕と素材の為せる業であろう。

小菓子ここまで食すと流石に満腹であるので、「かわいい小菓子」は包んで貰った。「コーヒー」は、コーヒー・紅茶・エスプレッソ・ハーブティーからの選択ということであったので、エスプレッソにして貰った。

テーブルで会計を済ませ、席を立つ。
賑やかな声が聞こえなくなっていたのは肉料理の頃であろうか・・・・・・?個室のドアを開けると、そこはもう綺麗に片付けられた後であった。
「ありがとうございました」
の幾つもの声に送られて『ミディ・ソレイユ』を出る。
「また、何時になるかは分かりませんが予約を入れさせて頂けますか?」
「お待ちしております」
外の闇は更に濃く、イルミネーションが一層映えていた。
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2008年11月10日

真昼の太陽(其の伍)

魚料理を食す間に、白ワインも無くなった。というよりも、美味いソースを肴にしてワインを飲み干してしまったと言う方が正解であろう。
「お飲み物はどうなさいますか?」
この後の料理は(口直しのグラニテはさておいて)肉料理とチーズである。ならば、赤ワインの方が良かろう。
「じゃ、済みませんけど赤ワインで軽めのものを何か」
「軽めのもの・・・・・・でしたら、今お勧めのワインなど如何ですか?割と飲み易いですよ」
「じゃ、それを」
「畏まりました」
赤ワインこのやり取りの後で運ばれて来たワインが画像のものである。白ワインのときもそうであったが、赤ワインが運ばれて来たときもボトルを見せて貰ってワインの説明を受けた様な気がする。が、当の本人がまるで理解する気になっていないのであるから何を聞いても耳を素通りするばかりである。
ひと口飲み、ボソリと呟く。
「やっぱりこれくらいのワインが良いよなぁ・・・・・・」
「余り重いものはお好みでは無いですか?」
「食事のときは、ですね。重いワインは余り得意じゃないですけど、飲むんならワインそのものを楽しむのが良さそうでしょ?」
「そうですね。私も料理に合わせるんならこれ位のワインが好きです」
「あらら、ご同様ですね」

グラニテさて、次なる料理は口直しの「みかんのグラニテ」である。
「出水のみかんのグラニテです」
「出水・・・・・・ですか」
「はい」
「ウチ・・・・・・元は水俣なんですよね。だからよく行きましたっけね・・・・・・出水」
「あぁ、お隣ですもんね」
「そうなんですよね」
「出水には鶴をよく見に行きましたよ。あんなに触れそうな位近くで鶴が見られるところはそうは無いですもんね」
「ま、本当に触ったら突付かれるでしょうけどね」
グラニテ自体はみかんの甘味と酸味がよく効いているさっぱりしたもので、これをデザートとして頂いても良いかな、と思った位のものであった。

肉料理サラダグラニテは、すぐに食し終わってしまった。次の料理はいよいよメインの肉料理「フランス産仔鳩のロティとフォアグラのコロッケ マデラ酒のソース」と「サラダ」である。
「仔鳩はフランスのものです。サラダには上柿元オリジナルの胡麻のドレッシングをかけてあります」
仔鳩は骨付き(但しごく細いもの)であった。その為か、フィンガーボウルがセットされた。が、ナイフを入れると、スッととはいかぬ迄も骨から肉は容易に外れた。
やや大きめのひと口大に切り、口に運ぶ。流石にこの鳩は味が濃い。
「肉の匂いは大丈夫ですか?」
傍らの女性スタッフが心配そうに訊く。
「別に気にならないですけど?」
「いえ、私も気にならないんですけど、鳩だと肉が臭いって言われることがあるものですから」
「ああ、確かに慣れないと独特の匂いが臭みに感じるんでしょうね」
「そうかもしれませんね」
フォアグラのコロッケはじゃがいもが一緒に使ってあったようで、馴染んだ味と食感がより食べ易さを出していた。酸味の聞いたドレッシングで食すサラダも野菜が新鮮である故か更にさっぱりと食すことが出来、ともすると重くなりがちなしっかりした味わいの肉料理の後味を口中から清めてくれるかの如くであった。

「こちらは何で知ったんですか?」
食事がひと段落ついたところでこの問いが傍らより発せられた。
「えっと、六本木であった『Happy Aperitif』ってイベントでアミューズを頂いて、それが結構美味しかったんでこちらにも興味を持ったんですよね」
「あ、あのイベントですね」
「そうそう、Yさん、率先してパンフレット配ってましたっけ」
「そう言えば、あのときYさんパンフレット山程持ってったんですよ。「東京でも此処のこと広めてくるんだ」って」
「そうなんですか」
「結構張り切ってましたよ」
「へぇ。あ、そう言えばですね」
「はい」
「ムッシュのブース、結構好評だったんですよ。えーっと、三國清三さんってシェフ、ご存知です?」
「はい、あの有名な方ですね」
「そう。で、実はね、イベントの途中で“完売”してブース閉めちゃったのは三國シェフのところとムッシュんトコだけだったんですよ」
「そうなんですか!」
「そうなんです。私も4種類出てるうちの3つを食べて、んじゃ一寸飲み物でも、ってカクテルのブースに行って、さて、もうひとつのムッシュの料理を取りに・・・・・・あれ?ってな感じで食べはぐっちゃったんですよね」
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2008年11月09日

真昼の太陽(其の肆)

前菜を食し終わるとほぼ同時にグラスのシャンパンも無くなった。
「お飲み物をお持ち致しましょうか?」
「じゃ、白ワインを」
「畏まりました」

ホールにもそろそろ人が入り始めた様子。賑やかな話し声が聞こえてくる。が、個室の中には微かなざわめき程度の声しか聞こえぬ。結構な人数が居るはずであるのにこれ程の声しか聞こえぬとは、余程防音がしっかりしているのであろう。

白ワイン「ワインはどのようなものに致しましょうか?」
「そうですね・・・・・・さっぱりした感じのワインでお願いします」
「さっぱりした感じ、でございますか」
「はい。で、辛口のものを」
「畏まりました」
とのやり取りの後、持って来て貰ったワインがこれである。
「本日のお勧めのうちの、ボルドーの白ワインでございます」
銘柄なぞ判らぬので、とうとう訊くことは無かった。
あっさりとさっぱりと飲める辛口のワインで、口中を清めるのには最適であった。
ワインそのものを楽しむのであれば兎も角、食中酒として飲むのならば任せてしまうに限るというのが私のスタイルである。お蔭で此度は美味いワインを存分に楽しませて貰った。

スープさて、次に出てきた料理はスープの「鹿児島産栗とキノコ類のクリームスープ カプチーノ仕立て」である。
「阿久根産の栗と様々な茸をふんだんに使ったクリームスープでございます」
との説明は、ワインを選んでくれた男性スタッフから聞いた。Y総支配人はホールの団体客の集まりを差配し始めたようである。
クリームスープの味のベースは栗であった。恐らく栗を裏ごして合わせたのであろう。また、具としても大ぶりに切った栗が幾つも入っていた。クリームが合わさって滑らかになった栗の味と食感、ホクホクの具の栗の食感が何とも言えず美味かった。
また、きのこもシメジやポルチーニや椎茸などがふんだんに使われており、その旨味がたっぷりとスープに溶けていた。大好きな茸の食感も大きめに切られていたからか存分に楽しむことが出来た。両もたっぷりとして、茸の入ったスープというよりは茸のスープ煮とも紛うばかりのものであった。
それでいて、泡を立ててカプチーノ仕立てにしてあるのでくどさや重さは感じられず、軽めにふうわりと食すことが出来たものであった。フレンチにしては珍しく熱々の状態で供されたので、熱いスープに舌を焼き、冷えた白ワインで冷やす。この感覚もまた、美味いものを食す折の醍醐味である。

魚料理キャベツ包み次は魚料理の「赤座海老のキャベツ包み エストラゴン風味のソースクリュスタッセ ジャガイモのクロッカン添え」である。
ここで、料理を供するのが若い女性スタッフに代わった。
「赤座海老には鯛を巻いて、それをキャベツで巻いています。ソースは海老の頭や殻を叩いて作ったものです」
「いやいや、このキャベツ包み、可愛いですねぇ」
「ありがとうございます」
キャベツ包みは小さいキャベツの形に調えてある(右の画像をご覧あれ)。ジャガイモは花の如き形にしてカリカリの状態(クロッカン)にして添えられ、更にラタトゥイユが添えてある。
「これ、崩すのが勿体無いですよね。だけど崩さないと食べられないしなぁ・・・・・・」
などと悩むこと仕切り。
食さねば話は進まぬとばかりに、思い切ってナイフを入れた。断面の、キャベツの緑と鯛の白と海老の赤のコントラストが美しい。口に入れると、海老と鯛とキャベツの異なる香りと甘味と食感がふわんと鼻腔と口中を支配する。もぐもぐと噛む毎に美味さが増していき、飲み込むと優しい感触で喉をするりと通り、胃に満足感を与えながら落ち着いていく。
ジャガイモのクロッカンは、食感こそポテトチップス様であったものの、余計な塩味は付いておらずじゃがいもそのものの味を楽しむことが出来た。ラタトゥイユはトマトの穏やかな甘酸っぱさが野菜を優しく包み、野菜の味とトマトの味の双方が互いの味を引き立てあっていて思わず顔が綻ぶようなほのぼのとした美味さで楽しませてくれた。
ソースもまた、存分に堪能したものである。その海老の味の濃さと言い、きつ過ぎぬ塩気で優しめに調えられた味付けといい、嘗てビストロであった頃の『ロード・レーウ』の「アメリケーヌソース」を思わせるものであった。知らず知らずのうちに郷愁に浸りながら、胡麻入りパンを用いてソースを浚ってしまったものであった。
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真昼の太陽(其の参)

口を開いた・・・・・・と言っても、大した話をした訳では無い。
「お食事の前にお飲み物は如何ですか?」
と聞かれただけのこと。
「あ、じゃあ、グラスでシャンパンを何かお願いします」
「畏まりました」
・・・・・・本当に大した話などしてはおらぬな。たらーっ(汗)
ワインなど全く判らぬ私であるから、こういうときの注文も好みだけ伝え、あとはお任せしてしまっているのであるし。

シャンパンアミューズグラスのシャンパンとアミューズ(突き出し)が運ばれて来た。
「戻り鰹と季節の野菜をマリネしたものでございます」
と、Y総支配人より説明を受けた。
辛口のシャンパンで口中を潤してさっぱりとし、アミューズを口に運ぶ。戻り鰹は香りは濃厚なれど強めのビネガーの為か生臭みは全く無く、良い香りと鰹の旨味を存分に堪能した。シャッキリと仕上げられた野菜の新鮮さも相まって食欲が尚更に刺激された。

「○○様はこちらのことを何処でご覧になりましたか?」
不意に、Y総支配人から問いが発せられた。
「あ、六本木のイベントで」
「六本木と言うと『Happy Aperitif』でございますか?」
「そうです。そこでアミューズを頂いて、それで興味を持ったものですから予約を入れたんですよ」
「然様でございますか。ありがとうございます」
満面の笑みで総支配人が答える。
ブースで率先してパンフレットを配っていたのはこの人であったしな・・・・・・。

前菜アミューズを食し終わると、然程の待ち時間も無く前菜の「秋太郎の自家製スモーク アンディーブとリンゴのサラダと共に」が運ばれて来る。
「秋太郎と申しますカジキの一種ですが、こちらをスモーク致しましたものの下にアンディーブとリンゴのサラダを添えてございます。お召し上がりになり難ければこちらをお使いください」
と、スプーンがそっと添えられた。
薄切り・・・・・・とは申してもそれなりに厚みはあったようであるが・・・・・・の秋太郎は、燻製特有の芳香が効いていた。また、燻製である故に余計な油が落ちていて噛み締める毎に魚の身の旨味がじわじわと口中に広がる。サラダは、ちょいと厚めにスライスして小さめに切ったアンディーブ(チコリ)とほんの5mm程度の角切りにしたリンゴをマヨネーズ系のソースで和えてあった。こちらはアンディーブのシャキシャキ感とリンゴの甘味と酸味にマヨネーズのこってり感が程良く合って“こってりした爽やかさ”としか申せぬ一見相反するような絶妙な美味さが保たれている。秋太郎の身をフォークに乗せ、その上にサラダを乗せて食すとあっさりした旨味とこってりしながらも爽やかな食感が何とも言えぬ不思議な美味さを醸し出し、胃の腑に落ち着いていく。
尚、せっかく用意して貰ったものの、スプーンは結局使わず仕舞いであった。が、もしかしたら「アンディーブとリンゴのサラダ」はスプーンの方が食し易かったのやも知れぬ。

パン程無くして、パンも供せられた。
パンは2種類。ケシの実が付けられた丸いフランスパンと胡麻入りの柔らかいパンである。
早速、フランスパンを千切り、一緒に運ばれて来たバターを付けて味わった。小麦粉がふわりと香り、バターのさっぱりした美味さが存分に味わえるパンであった。胡麻入りのパンは、後で料理のソースを味わうのに重宝したものであった。
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2008年11月08日

真昼の太陽(其の弐)

ミディ・ソレイユ

順番は多少前後したが、こちらが『ドルフィンポート』内にある『ミディ・ソレイユ』である。これは食事が終わった閉店後に撮影した画像故、営業中とは少々違った雰囲気になっているであろう。

さて。

室内1室内2室内3

スタッフが居ない間を見計らって慌てて取った個室の画像である。何となく雰囲気だけでもつかんでいただけるとありがたいのであるが・・・・・・。

以前にも、別のレストラン(九州内にあらず、関東の然る店舗である)で個室をあてがわれたことは無い訳ではなかった。が、その折には個室を幾つかに小さく仕切り、そのうちのひとつを席として与えられたものであった。それでも充分過ぎる程の広さがあり、“個室”という贅沢な空間を存分に堪能したものであった。

しかし、此度は“14名様迄”と謳われている個室をそのまま用意して貰っていた。テーブルも、7〜8名は着席出来ると思しき楕円形のテーブルをそのまま使用していた。このテーブル、後にサーブを担当してくれた女性スタッフとの会話によると
「普段このテーブルは何人くらいが使うんですか?」
「そうですね・・・・・・多いときですと6〜7名様くらいでしょうか?」
「あ、そうなんですか!」
「はい。そうそう、お2人でご利用の場合、向かい合わせだと会話が遠いと仰るお客様が多いんでお隣同士で並ぶ様にお席をご用意してますね」
「それは、どちらの向かいですか?」
「この幅が狭い方の向かいになります」
「広い方ではなくて?」
「それだと“どちらの貴族様?”って状況になっちゃいますよ」
「そらそーですね」
・・・・・・というものである。そして、テーブルの上にちょこんと鎮座ましましているカトラリー・・・・・・。余りの場の贅沢さにこの私ですら少々足が竦んでしまったものである。何だか『ミディ・ソレイユ』に対してワルイコトをしているような気がして・・・・・・。

恐らく、私の予約は(8月中であった故に)かなり早く、その折には予約客も居らなんだのであろう。そして、その後貸切の要請が『ミディ・ソレイユ』に来て、已む無く私の為に個室を使用する羽目になったに違いない。
「このような状況になってしまいまして申し訳ありません」
「いえいえ、私の方こそこんな贅沢な場を用意して頂いて却って申し訳なかったかな、と・・・・・・」
Y総支配人とお互い恐縮し合いながら席に着いたものであった。

お絞りが運ばれ、手を拭いてメニューをじっと眺める。
この瞬間が、至福のときの始まりである。
メニューからふっと目を離した瞬間を見計らったように、傍らのY総支配人が口を開いた。
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2008年11月07日

真昼の太陽(其の壱)

ハウステンボスの記事も未だ未だ書きたいことは山程あるが、取り敢えずは此度訪れた鹿児島の記事を先に書くことと致そう。何せ、ハウステンボスのことであればご存知の方も多いかとは思うが、鹿児島のことはそれ程知られていることではないかとも思う故に・・・・・・。

先ずは、こちらの記事から。

実を申せば、此度の鹿児島訪問は初日のこの場所がメインであった。
それは、今年の6月のこと。
東京は六本木で「Happy Aperitif in Tokyo」というイベントがあった。フランス農水省が提唱する“6月の第一木曜日はアペリティフを楽しむ日”に世界各国の様々な場所でアペリティフを主体としたイベントが行われているというものがあり、その東京会場でのイベントが東京の六本木ヒルズで行われていたのである。詳細は先に記事にしたが、此処で“ムッシュ”ことハウステンボスホテルズ調理顧問の上柿元勝氏が鹿児島のレストラン『ミディ・ソレイユ』所属として参加されていた。
大掛かりな食のイベントである故に前々から興味は尽きねどチケットが中々取れず(今年もイベントの1週間前には全てのチケットが完売したのだそうな)、悔しい思いをしていたので、此度は一念発起してサイトを探し、ようようの思いでチケットを手に入れた。そこで、ムッシュやY総支配人に『ミディ・ソレイユ』の話を聞き、興味を持って夏が終わらぬうちに予約を入れた、というもの。

長い前置きであったが、それはさておき。

当日、鹿児島空港に到着した私の携帯に、『ミディ・ソレイユ』からの留守番電話が入っていた。時間は、ランチタイムが始まる直前のことである。
何事が起こったかと訝しく思い、電話を入れてみた。
「はい、『ミディ・ソレイユ』でございます」
「あ、今日の7時(19:00)から予約を入れています○○と申します。何かこちらにお電話を頂いた様で」
「はい、少々お待ちください」
待つこと数秒、電話の相手が変わった。
「お電話代わりました」
「あ、どうも。○○と申します。何かお電話を頂きましたか?」
「あ、○○様。わざわざお電話をありがとうございます。実は少々確認したいことがございまして」
「(予約の取り消しでもあるとコワイな・・・・・・)はい、何でしょう?」
「実は本日、団体様のご予約が入っておりまして・・・・・・。○○様には個室をご用意させて頂いておりますが、その・・・・・・少々賑やかな団体様とご一緒ということになりますが・・・・・・」
「あ、それは構いませんが」
寧ろ変わったことが大好きな私にとっては願ったり適ったりである。
電話口の声もホッとしたかの如くの様子。
「ありがとうございます。それから、デザートの件ですが・・・・・・」
デザート幾度も申し上げる。
私は甘いモノが大の苦手である。
ハウステンボスの『エリタージュ』でもそれと告げたが、此処『ミディ・ソレイユ』でも、苦手な食材を訊かれた折にそのように告げていた。その為、『ミディ・ソレイユ』でも良き案を考えていてくれていたのであるが、そのことについての打ち合わせを簡単に済ませ、電話は終わった。
ちなみに画像は『エリタージュ』のデザートである。フルーツを主体とした苦心惨憺の様が伺える一品である。『ミディ・ソレイユ』は・・・・・・これはコースの流れの中でご覧頂こう。

ホテルは鹿児島中央駅に隣接するビジネスホテル『JR九州ホテル鹿児島』に投宿した。チェックイン前に荷物を預け、駅に程近い地点をひと巡り。『維新ふるさと館』などを観光した後でホテルに戻ってひと休み。
頃合いを見計らってタクシーで『ミディ・ソレイユ』のある『ドルフィンポート』へと足を運んだ。時刻が時刻とて人気の『篤姫館』は閉館していたが、他のショップやレストランは営業していた。焼酎を扱う『薩摩酒蔵』などを興味深く見て回り、先日ハウステンボスの『ロゴグラム』で購入した懐中時計(最近これがお気に入りで何処に行くにも持ち歩いている)で時刻を確認して、予約の5分前にそろそろ良かろうかと『ミディ・ソレイユ』へと向かった。

『ミディ・ソレイユ』・『ポルト・カーサ』の上柿元シェフプロデュースの2店舗は、いずれも予約以外の客は受け付けられぬ旨の表示が店頭に出されていた。一瞬怯みそうになったものの私もその予約席を持つ客であることに思い当たり、ひと呼吸置いてからつかつかと『ミディ・ソレイユ』へと歩を進めた。
『ミディ・ソレイユ』の前には、Y総支配人が人待ち顔で待機していた。入口へと向かう私に
「○○様でいらっしゃいますか?」
「はい、そうですが」
「お待ちしておりました。どうぞこちらに」
と、満面の笑みで、用意された席へと案内してくれた。
団体様用に設えられた席を横目で見ながら店の奥へと進む。
個室のドアが開けられた瞬間、怖いもの知らずの私も流石に呆然としてしまったものであった。
posted by daydreamer at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

鹿児島行(其の拾弐)

081103_1037~01.JPG本日午後、無事帰宅致しました。

久方振りに観光三昧の“旅行”をしたが、偶には此も良いか、と心地良い疲れの中にも思ったものである。が、その中にも心残りは無い訳では無く、その為に又再訪したいもの、と…。

画像は、鹿児島中央駅前にある『若き薩摩の群像』という銅像。何処かへ出掛ける度にいつも目に留まった像である。
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2008年11月02日

鹿児島行(其の拾壱)

081102_1525~01.JPG『富屋食堂』より、現在は『特攻平和会館』を見学しているところである。

…只、只涙を禁じ得ず。
posted by daydreamer at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿児島行(其の拾)

081102_1323~01.JPG最後は『西郷恵一郎氏庭園』。

巨石とイヌマキ、サツキの刈り込みで連なる峰と滝を模したものだそうである。

此度は生憎の雨に祟られたが、いずれも青空の下で見たらさぞや見応えがあったであろうな。
posted by daydreamer at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿児島行(其の玖)

081102_1315~01.JPGこちらが『平山克己氏庭園』。

母ヶ岳を正面から取り入れた借景園である。
様々な角度から切り取ってもそれぞれが庭園の様相を成す様が見事にも美しい。
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鹿児島行(其の捌)

081102_1258~01.JPGこちらは『平山亮一氏庭園』。

母ヶ岳を庭園に取り入れた借景園なのだそうである。
サツキの刈り込みが築山の体をしているが、花の時期であればさぞ見事であろう。
posted by daydreamer at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿児島行(其の漆)

081102_1241~01.JPGこちらは『佐多美舟氏庭園』。

枯山水の庭園としては、他の二家よりも大きく豪奢に思える。
posted by daydreamer at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿児島行(其の陸)

081102_1233~01.JPGこちらは『佐多民子氏庭園』。

見ていると、幽玄の想いに捉われる心地がするものだ。
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鹿児島行(其の伍)

081102_1223~01.JPG現在、『佐多直忠氏庭園』。

“大陸的”と称される枯山水の庭園である。
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鹿児島行(其の肆)

081102_1159~01.JPG知覧に到着し、現在『武家屋敷群』を回っているところ。

先ずは『森重堅氏庭園』。奇岩怪石を用いた水の庭園である。
posted by daydreamer at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鹿児島行(其の参)

081102_0904~01.JPG朝食は、近くの店舗にて和朝食+バイキングを頂いた。

食し終わり、一休みの後、これから知覧に向かうところ。
posted by daydreamer at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

鹿児島行(其の弐)

2時間30分。
これが、此度の『ミディ・ソレイユ』での食事に費した時間である。無論、時間以上の満足を得たのは言うを待たぬ。

そして、此度の食事では嬉しい驚きを頂いたものであった。
恐縮ではあるが、慣れぬ携帯での打ち込みには限度があるので、それはまた後程。
posted by daydreamer at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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